明治安田生命J1リーグは23日、第15節のセレッソ大阪vsサンフレッチェ広島が行われた。
ここ5試合で複数得点がなく3試合未勝利のC大阪が、ここ8試合で1勝2分け5敗と苦しんでいる広島をホームに迎えた一戦。C大阪は今後は改修されたヨドコウ桜スタジアムでホーム戦を戦うため、事実上ヤンマースタジアム長居でのラストマッチとなった。
この一戦に向けて、C大阪は奥埜博亮や高木俊幸、そして日本代表に初選出された坂元達裕らを先発起用。対する広島は森島司や同じく日本代表の川辺駿や佐々木翔らをスタメンで送り出している。
試合は開始から攻め込んでいく広島に対してC大阪が後方でしのぐ展開が続く。14分には広島の速い攻撃からジュニオール・サントスがボックス右に持ち込んでシュートを浴びせたが、ダンクレーがブロックする。
その後も広島に危険なゾーンまで入り込まれながらもダンクレーやGKキム・ジンヒョンらを中心に得点を許さないC大阪。25分にはカウンターからボックス右に抜け出した加藤陸次樹が右足のシュートを枠に飛ばしたが、GK大迫敬介にキャッチされた。
32分には広島に決定機が訪れる。青山敏弘のパスに抜け出したJ・サントスがボックス内から右足でシュート。しかし、これは左ポストに嫌われて得点にはつながらない。37分にもボックス手前やや左から藤井智也が右足で鋭いシュートを繰り出したがGKキム・ジンヒョンがファインセーブ。広島が攻め立てながらもスコアはなかなか動かない。
スコアレスで折り返しを迎えた一戦、C大阪は後半スタート時にチアゴに代えて瀬古歩夢を投入する。
スコアが動いたのは後半開始早々の47分、C大阪ボールの左CKでキッカーを務めるのは清武。ゴール方向に向かうクロスを蹴り込むと、中央でC大阪の選手と競り合ったGK大迫がボールに触れられず荒木隼人に当たったボールがこぼれる。最後は奥埜が押し込んでC大阪が先制した。
しかし直後の50分に今度は広島が右CKを獲得。キッカーの森島がニアに蹴り込むと野上結貴が頭でフリック、最後はJ・サントスが右足で押し込んで同点に戻した。
それでも前半よりも攻勢に出ることができているC大坂。54分にもボックス右に入り込んだ坂本が左足に持ち替えてグラウンダーのシュートを浴びせたが、わずかに左に逸れていく。
59分、次の1点を手にしたのは広島だった。カウンターからピッチ中央をドリブルするJ・サントスが後方からチェックするダンクレーをパワーで振り切ってスルーパスを供給。ボックス左に抜け出した浅野雄也がGKキム・ジンヒョンまでをかわしてネットを揺らした。
この得点については、一連のカウンターの始点となった場面で広島側にハンドがあった可能性があるとしてVARが介入。オンリーレビューに5分以上を擁したが結局は広島の得点が認められる。
勝利でスタジアムに別れを告げたいC大阪は66分に加藤と高木俊幸に代えて豊川雄太と原川力を投入。攻撃のテコ入れを図り、ボールを動かしつつ追い上げを目指した。一方の広島も藤井に代えて東俊希を投入する。
試合を締めに入る広島に対して人数をかけて崩しを図るC大阪だったが、なかなかチャンスまで至らない。
広島は79分に浅野と柏好文に代えて鮎川峻と茶島雄介というフレッシュな2枚を送り出す。82分にはハーフウェーライン左でボールを持った森島が右足で山なりのロングシュートを放ったが、GKキム・ジンヒョンがわずかに触れてピンチを逃れる。
最終盤に差し掛かって再び広島に攻撃を許しているC大阪は82分にも2枚替え。藤田直之と新井直人に代えて西川潤と丸橋祐介を投入して5枚の交代枠を使い切る。
しかし結局、最後まで広島がリードを守って試合が終了。広島が2試合ぶりの白星を飾った一方でC大阪は4試合未勝利となっている。
■試合結果
セレッソ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
■得点者
C大阪:奥埜博亮(47分)
広島:ジュニオール・サントス(50分)、浅野雄也(59分)
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