20210516_Urawa2(C)Getty images

キャスパー・ユンカーがデビューから公式戦3戦連発! 田中達也も1G2Aで浦和レッズが監督交代直後のガンバ大阪に快勝

明治安田生命J1リーグは16日、第14節のガンバ大阪vs浦和レッズが行われた。

連敗中かつここ5試合勝利がなく宮本恒靖監督を解任したばかりのG大阪が、前節2試合ぶりの白星を飾った浦和をホームに迎えた一戦。

G大阪は宇佐美貴史や一美和成、井手口陽介らを先発起用。対する浦和はキャスパー・ユンカーや阿部勇樹、田中達也らを送り出している。

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試合の立ち上がり、G大阪は前線からのプレスで浦和を自由にさせないまま積極的にシュートを浴びせていく。7分にはボックス手前左の宇佐美が右足を素早く振り抜いたがGK鈴木彩艶に阻まれた。

しかし16分、良いリズムで試合に入ったG大阪だったが先制点を記録したのは浦和だった。ボックス右の田中が中央にふわりとしたクロスを上げるとユンカーが頭で合わせてネットを揺らす。

ユンカーはこれでJリーグデビューとなったJリーグYBCルヴァンカップの一戦から公式戦3戦連発。それもすべて先制点となっている。

続く20分にもユンカーは右サイドでG大阪の選手に囲まれた状態から大きくサイドチェンジ。フリーで駆け上がった明本考浩が速い弾道のアーリークロスを供給すると田中が合わせて加点した。

さらに41分、右サイドを駆け上がった田中が昌子源のチェックを受けながらも強引にボックス右深い位置まで入り込んでクロスを供給。中央でフリーになっていたユンカーが難なく沈めてリードを3点に広げる。

スコアに差がひらいて折り返した一戦。G大阪は後半スタート時にチアゴ・アウベスと一美に代えてレアンドロ・ペレイラと塚元大を投入する。

ボールを保持しながら攻め込んでいくG大阪は53分、奥野耕平が右サイド深い位置からクロスを供給。これがブロックされてこぼれ球を拾った矢島がシュートを放ったが枠を捉えない。

受ける展開が続く浦和は56分にユンカーと小泉佳穂に代えて杉本健勇と山中亮輔を起用。60分に左CKを獲得すると阿部のキックに槙野智章が頭で合わせたが、これはわずかに右に外れていく。

浦和は67分にも2枚替え。武藤雄樹と阿部に代えて興梠慎三と伊藤敦樹を送り出して前線に変化をつけていく。すると、直後に興梠がスルーパスに抜け出してシュートを放ったがオフサイドと判定された。

G大阪は71分に宇佐美に代えてパトリックを投入。残り時間がじりじりと減っていくなかで得点を目指す。しかし、その後も互いに選手を入れ替えつつ攻防が繰り広げられた試合は前半のスコアのままで終了の笛が鳴る。

終盤に相手と接触した昌子が顔面から流血するなどのアクシデントにも見舞われたG大阪は、松波正信新監督の初陣で最後までネットを揺らすことができずに6試合未勝利の3連敗を喫した。一方の浦和は2戦連続完封で連勝を飾っている。

■試合結果
ガンバ大阪 0-3 浦和レッズ

■得点者
G大阪:なし
浦和:キャスパー・ユンカー(16分、41分)、田中達也(20分)

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