Junker-urawa(C)Getty Images

ユンカーがJリーグデビュー戦でもゴール!浦和レッズ、阿部勇樹の華麗なFK弾もあってホーム4連勝

明治安田生命J1リーグは9日に第13節が行われ、浦和レッズとベガルタ仙台が対戦した。

直近公式戦3試合で勝利なし(2分け1敗)と調子の上がらない浦和。ホームでの一戦では先発メンバーを入れ替え、GKには西川周作ではなく、Jリーグデビュー戦となる18歳の鈴木彩艶を起用。また最前線には、先日のルヴァンカップ柏レイソル戦(3-3)でデビュー、出場9分でゴールを奪ったキャスパー・ユンカーが先発している。一方で前節リーグ戦初勝利を挙げた仙台は、古巣対戦となる関口訓充や西村拓真を起用している。

試合序盤はアウェイの仙台が積極的に入り、6分には相手陣内でのボールカットから西村拓真が決定機を迎えたが、GK鈴木彩艶が好反応で防ぐ。対する浦和はなかなか良い形を作れず、苦戦する時間が続く。仙台は32分にも、速攻から氣田亮真のシュートでGKを襲う。浦和はボールを握り、ユンカーが何度かチャンスを得るもゴールは奪えず。前半はスコアレスで折り返す。

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浦和は後半立ち上がりに小泉佳穂が良いシーンを迎えたが、仙台も51分にCKからチャンスを作る。すると58分、浦和が先制に成功。決めたのは新加入エースだった。武藤雄樹が小泉佳穂とのワンツーで中央を突破し、最後は抜け出したユンカーがGKとの一対一を制した。ルヴァンカップでデビュー戦ゴールを決めたユンカーは、Jリーグデビュー戦でもゴールを奪っている。

リードした浦和は、64分にゴールを挙げたユンカーを下げて興梠慎三を投入。その後は圧力を強め、68分には連携からボックス内に飛び出した明本考浩が倒れるが主審の笛は鳴らず。70分にはCKの流れから槙野智章のオーバヘッドが枠を捕らえたが、ファウルの判定となった。

すると75分、阿部勇樹がゴール手前で得たFKを直接狙うと、見事な軌道を描いたボールがネットに吸い込まれた。頼れる主将の一発で、浦和が大きな2点目を奪う。

浦和は2点目の直後に自陣ボックス内で岩波拓也が相手と交錯した末に倒したようにも見えたが、ファウルはなし。87分に元浦和のマルティノスにシュートを許したシーンでも、GK鈴木彩艶が好セーブ。終盤は猛攻を受けたが失点を許さず、2-0で勝利を挙げた。

この結果、浦和は公式戦4試合ぶりの勝利。リーグ戦ではホーム4連勝となった。一方の仙台は今季リーグ戦8敗目となっている。

■試合結果
浦和レッズ 2-0 ベガルタ仙台

■得点者
浦和:ユンカー(58分)、阿部勇樹(75分)

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