20220508_Kashiwa_Urawa1(C)Getty images

ACL帰還後初戦の浦和レッズ、得点奪えず4戦連続ドロー…柏レイソルも連勝ならず痛み分け

明治安田生命J1リーグでは8日、第12節の柏レイソルvs浦和レッズが行われた。

前節4試合ぶりの白星を手にした柏が、ここ4試合無敗も3試合連続ドロー中の浦和をホームに迎えた一戦。柏は細谷真大やマテウス・サヴィオ、椎橋慧也ら、浦和はアレックス・シャルクや江坂任、ダヴィド・モーベルグらを先発起用している。

試合の前半はパスを繋いで攻め込もうとする浦和に対し、安定した守備からカウンターを繰り出す柏という構図が続く。42分にはボックス右を突破した江坂が中央に折り返すとA・シャルクが頭で合わせたがGKキム・スンギュがセーブした。

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スコアレスで迎えた後半も一進一退の攻防が続く。52分にはピッチ中央付近でカウンターを開始しようとした江坂を後方から倒した椎橋にイエローカードが提示。チャンスが潰されたプレーにヒートアップした江坂に対しても警告が出された。

それでも57分にはディフェンスラインからのボールに反応したA・シャルクがボックス左にドリブルで侵攻。右足で放ったシュートがネットを揺らしたがオフサイドで笛が鳴る。

柏は63分に中村慶太に代えて小屋松知哉を起用し、先制点を目指す。66分にはマテウス・サヴィオのパスを受けた細谷がボックス右からシュートを浴びせたがGK西川周作が立ちはだかった。

対する浦和も68分にモーベルグと平野佑一に代えて松尾佑介と伊藤敦樹を投入。交代策を駆使しながら互いにチャンスを作っていくものの1点が遠い展開が続く。

結局、最後までスコアが動かずに試合が終了。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ後の最初のリーグ戦だった浦和は5試合無敗としているものの4試合連続ドロー、柏も2試合無敗としたが連勝を逃している。

■試合結果
柏レイソル 0-0 浦和レッズ

■得点者
柏:なし
浦和:なし

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