20220518_Urawa(C)Masahiro Ura

宮市亮がJ初弾含む1G1Aも…浦和レッズ、ユンカーのハットで3点差追いつき横浜F・マリノスとドロー!

明治安田生命J1リーグは18日、第11節の浦和レッズvs横浜F・マリノスが行われた。

5試合連続ドローかつ直近3試合はスコアレスの浦和が、3連勝中の横浜FMをホームに迎えた一戦。浦和はキャスパー・ユンカーやアレックス・シャルク、関根貴大ら、横浜FMは宮市亮や水沼宏太、喜田拓也らを先発起用した。

試合は12分に動きを見せる。左サイド深い位置に入り込んだ小池龍太がグラウンダーのクロスを供給するとニアに西村拓真が走り込んだが触れられず。結果的に前に出て対処しようとしたGK西川周作を惑わす動きとなり、ファーに走り込んだ水沼が難なく押し込んだ。

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さらに19分、左サイド浅い位置でボールを持った宮市が右足でクロスを供給。アンデルソン・ロペスが頭で合わせて追加点をマークした。

その後も横浜FMの勢いは止まらず、スルーパスに反応した宮市がボックス左でボールを持つ。対峙するアレクサンダー・ショルツをわずかに外して右足で丁寧にシュートを放ち、カーブをかけてゴール右端に流し込んだ。これが宮市にとってのJリーグ初得点となっている。

3点差をつけられて試合を折り返した浦和は後半開始早々に反撃に出た。47分、GK高丘陽平のゴールキックをセンターサークル付近で拾った岩波拓也が最終ラインの裏にパスを送る。走り出していたユンカーが左足で流し込んだ。

それから互いに選手を入れ替えながらも横浜FMが2点のリードを保ち続けるが、終盤に浦和が試合を分からなくする。81分、松尾佑介のパスを受けたユンカーがまたも最終ラインの裏に抜け出してGK高丘との一対一を制した。

極めつけは89分、左サイドで粘ってボックス内に侵攻した大久保智明が右足で中央にシュート性のボールを蹴り込む。待ち構えていたユンカーが合わせてハットトリックとなる同点弾をマークした。

そして、試合は同点で終了。この結果、横浜FMの連勝は「3」でストップさせられた。一方の浦和は6試合連続ドローも価値のある勝ち点1としている。

■試合結果
浦和レッズ 3-3 横浜F・マリノス

■得点者
浦和:キャスパー・ユンカー(47分、81分、89分)
横浜FM:水沼宏太(12分)、アンデルソン・ロペス(19分)、宮市亮(30分)

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