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世界に“Jリーグ旋風”を! ヴィッセル神戸・三木谷浩史会長が抱える野望「プレミアやラ・リーガと…」

ヴィッセル神戸は22日、新加入選手会見を公式YouTubeチャンネル上で開催。ボージャン・クルキッチ、大迫勇也、武藤嘉紀の3選手と、楽天ヴィッセル神戸株式会社・代表取締役会長の三木谷浩史氏が登場した。

2017年初めのルーカス・ポドルスキ獲得を皮切りに、世界的なスターを続々と加入させている神戸。2019年末に引退したダヴィド・ビジャ氏も神戸をキャリア最後の地に選び、アンドレス・イニエスタやトーマス・フェルマーレンら世界的な名手が現在も在籍する。

今夏には元バルセロナで下部組織時代には数々の得点記録を樹立したボージャン、日本代表や欧州リーグで豊富な実績を誇る大迫と武藤の獲得を続々と発表。タレント軍団の積極的な動向は大きな注目を集めている。

そして、三木谷会長は22日の会見で「今回の五輪でも日本の代表が非常に活躍して、日本のサッカーのレベルが上がってきています」と前置きしつつ、自身の野望を語った。

「経済の大きさで言っても、サッカーの先進国の中でも日本の経済は本当に大きいと思います。その中で、将来的にJリーグというものが、プレミアリーグとかラ・リーガとかブンデスリーガに並ぶようなリーグになれる可能性があるのではないかと私は強く信じています」

そのための方策の一つとして「日本代表、また主戦力としてヨーロッパで活躍する日本の選手に、ぜひ日本に帰ってきてプレーしてほしいと強く望んでいました」とも口に。武藤と大迫の獲得に際しては、イニエスタの太鼓判もあったようだ。

「イニエスタが入ってきて、彼、そして監督から色んな意見を聞いて、大迫選手と武藤選手は本当に日本を代表する、世界で通用するストライカーだということでぜひと。我々のフィロソフィーであったり、目指している方向性をオンラインではありましたが、説明して賛同していただいたと思っています」

また、アジアという地域も踏まえて、日本は大きな可能性を秘めると強調している。

「やはりやるからには非常に魅力的なチーム、魅力的なクラブ、そして魅力的なリーグを作っていきたいと。Jリーグは我々が運営ではないですが、パートナーとしてJリーグというものが世界に、本当に魅力があって注目されるリーグにできる。特にアジアという経済環境を見れば、横に大国の中国もありますし、様々なこれからの経済の発展というのは中国だと思うんです。イニエスタが日本に来たのも、将来的な日本のサッカー、あるいはアジアのサッカーというものに可能性を感じているから来たんだと思います」

今後についても「積極的な投資と共に大きな魅力があって、コンテンツがあって、経済的にもサステナブルになっていくことが我々の目標なのかなと思っています」と明かした三木谷会長。神戸の驚異的な強化策は、これからも続いていくこととなりそうだ。

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