ヴィッセル神戸は22日、新加入選手会見を公式YouTubeチャンネル上で開催。ボージャン・クルキッチ、大迫勇也、武藤嘉紀が登壇した。
神戸は今夏、日本代表での実績を持つ大迫や武藤、元バルセロナで下部組織時代に数々の得点記録を塗り替えたボージャンの獲得を続々と発表。すでに在籍しているアンドレス・イニエスタやトーマス・フェルマーレン、山口蛍や酒井高徳らに加え、新たにタレントが在籍することとなった。
22日にオンライン上で行われた会見では、楽天ヴィッセル神戸株式会社・代表取締役会長の三木谷浩史氏と、新加入の3選手が登場。日本代表でもエースの役割を果たす大迫は、タイトルへの強い思いを口にした。
「僕はただ神戸でタイトルを取りたい、その思いだけで移籍を決めたので、本当に全力を尽くしたいですし、何かを成し遂げたいなと思います」
一方、2018年から今夏まで在籍していたブンデスリーガのブレーメンでは中盤としての役割が求められ、得点機に恵まれず。大迫は今夏に「色んな選択肢があった」中で神戸への移籍を決断した理由が“ハングリー精神”にあると語っている。
「FWとして純粋にもう一回ゴールを取り続けたいなと。そしてチームを勝たせたいなという思いが強かったです。それを続けることがチームの助けになると思うので、そこを目指してやっていきたいなと思います」
2020年の元日に第99回天皇杯を制し、クラブ史上初のタイトルを獲得した神戸。大迫は「これからのチームだと思いますし、これからタイトルを積み重ねられるようにしていきたい」と改めてタイトルへの意欲を強調し、今後の戦いに意気込んでいる。


