ヴィッセル神戸は12日、湘南ベルマーレから期限付き移籍していたMF齊藤未月が完全移籍加入することを発表した。
2023シーズンの明治安田生命J1リーグで悲願の初優勝を果たし、続く2024シーズンに向けても期待が懸かる神戸。補強活動にも注目が集まる中、12日には同日18:00より「選手に関する会見」を開催することを発表していた。
クラブ公式Youtubeチャンネル上でライブ配信されたその会見には、齊藤未月が登壇。開催の趣旨が「齊藤未月の完全移籍加入」であることが明かされた。会見に同席した千布勇気社長は契約期間が3年+延長オプションの長期であることを説明し、その意図を語っている。
「長期契約はゆっくりとケガを治してほしいということで、焦らずにケガを治してほしいと思います。選手としても人間としても尊敬のできる齊藤選手ですので、長期の契約が結べることが嬉しいです」
齊藤は昨年8月、J1リーグ第24節柏レイソル戦で負傷し、左ヒザ関節脱臼、左ヒザ複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、ヒザ窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷と診断。全治は診察直後時点で約1年の見込みと伝えられていた。
2023シーズンはチームが優勝する姿をピッチ外から見守ることとなった齊藤は、今回の会見で「多くの方の支えがあって完全移籍が実現しました」と感謝を伝え、今後に意気込んだ。
「まずは本当にケガを治すことに専念してしっかり過ごしていきたいと思いますし、大ケガを負ったことで積み上げたことが否定されるわけではないと思っています。ただ良い意味で習慣を見直す機会だと思いますし、パワーアップだったり良い変化をもたらすようにしたい。ケガをしている選手と見られていたと思いますけど、年を跨いでいちプレーヤーとして結果を出さないといけないと思いますし、それが今後のサッカー人生でプラスになると思うので、それをヴィッセル神戸で達成したいと思います。ケガをしたときにも言いましたが、サッカーをしている理由はサッカーをしている姿を家族やチームメイト、ファン・サポーターに見せたいというのが大きな理由の一つなので、それを念頭に置いて日々過ごせていけたらいいと思います」
なお、永井秀樹スポーツダイレクターは完全移籍について「湘南さんにも思いを理解していただいて、(齊藤)未月の思いを一番にする中で契約を結ばせていただきました。湘南さんにも感謝を申し上げたいと思います」と述べている。
