セレッソ大阪は8月31日、乾貴士が新加入することを発表した。背番号は「23」に決定している。
乾は野洲高等学校時代に、2005年度の第84回全国高等学校サッカー選手権大会を制し、高い技術力が話題に。2007年に横浜F・マリノスでプロデビューを果たした。
その後、2008年夏からセレッソ大阪に期限付き移籍し、2009年から完全移籍に移行している。C大阪では当時在籍していた香川真司らとともにレヴィー・クルピ監督下で躍動した。
2011年夏にブンデスリーガ2部のボーフムに完全移籍して初の海外挑戦に臨み、2012年夏から2015年夏まではフランクフルトで活躍。2015年夏からエイバルに移ると、2018-19シーズンは名門べティスに完全移籍したもののなかなか出場機会が与えられず、2019年夏からエイバルに復帰していた。しかし、2020-21シーズンはリーグ戦28試合1ゴールの記録にとどまりチームも降格し、2021年夏に退団している。
日本代表としても36キャップを刻む乾は、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場。決勝トーナメント1回戦のベルギー代表戦でミドルシュートを突き刺すなど、大会を通じて大きく貢献していた。
2011年夏以来、約10年ぶりのJリーグ復帰が決まった乾は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「セレッソ大阪に加入することになりました乾貴士です。はじめまして! のサポーターの方もいると思いますし、前から応援して頂いているサポーターの皆さんと会えるのも楽しみです! ブンデスリーガ、夢であったスペインリーグでの日々、ロシアW杯大会での戦い。この10年で多くの経験をすることが出来ましたが、もっともっとサッカーが上手くなりたいという欲求は尽きません。大阪の、そして日本中の子供たちに楽しいサッカーを届けられるように、セレッソ大阪で頑張ります! 」
背番号については前回所属時もつけていた「7」が用意されていたが、自ら違う番号を選んだと明かした。
「また、背番号に関しては、クラブからは7番を用意していただいており、自分の中でもとても悩みました。ただ、僕自身23歳の時にセレッソから海外に挑戦させてもらったこと、そしてまたこのチームに帰ってきて、ここからスタートしたいという強い思いを込めて23番を選ばせてもらいました。さらには、大好きな山下(達也)選手が付けていた番号でもあるので、付けたい思いもありました。クラブにもこの思いを理解していただき感謝していますし、皆さまにも新しい乾貴士を迎え入れていただけたらと思います。ファン、サポーターの皆さま、ただいま! ! また熱い応援を宜しくお願いします! 」
卓越したテクニックで輝きを放ってきた乾。C大阪は明治安田生命J1リーグ26試合消化時点で12位となっているが、日本屈指のドリブラーを加えて浮上していくことはできるのだろうか。


