20211205_Omiya(C)Getty images

J2最終節で大宮、金沢、群馬の残留が確定! …北九州は降格決定、19位・相模原はJ3の結果次第

明治安田生命J2リーグは5日に第42節(最終節)が開催。19位以下の4クラブが決定した。

最終節を前にしてジュビロ磐田の優勝、京都サンガF.C.のJ1リーグ昇格が決定していたJ2リーグ。一方で、下位では21位・愛媛FCと22位・松本山雅FCのみ降格が決定しており、19位のクラブはJ3の結果に左右されるため、残りの降格枠は最大で2枠となっている。

18位以上で残留が確定、19位でも可能性を残す残留争い。16位・ザスパクサツ群馬、17位・ツエーゲン金沢、18位・大宮アルディージャ、19位・SC相模原、20位・ギラヴァンツ北九州の5クラブが、最終節までその激しい戦いに身を投じた。

そして、最終節ではNACK5スタジアム大宮で大宮と群馬が直接対決。群馬は引き分け以上、大宮は勝てば自力で残留させられる状況でこの一戦を迎えた。

試合では早々の7分にショートカウンターから加藤潤也が沈めて群馬が先制したものの、16分に菊地俊介、35分に三門雄大がネットを揺らして前半中に大宮が逆転。また、後半に入ってもボックス左でボールを持った河田篤秀が右足でGK清水慶記の頭上を抜くシュートを決めてリードを2点に広げる。

試合はそのまま3-1で終了し、大宮は自力で残留が確定。敗れた群馬も他会場の結果により降格を免れている。さらに、金沢も最終節の結果により残留が決定した。

一方、他会場では北九州がモンテディオ山形に1-5で大敗し、相模原も東京ヴェルディに0-3で敗戦。これらの結果、北九州が20位、相模原が19位となり、19位の相模原はJ3の結果次第で残留か否かが決定することとなった。

なお、J2の19位が残留する条件は、J3最終節でJ2ライセンスを持たない首位・テゲバジャーロ宮崎(勝ち点53)が昇格枠の2位以内に入らなかった場合。宮崎は先に全日程を終了したが、2位・いわてグルージャ盛岡(勝ち点52)はアスルクラロ沼津、3位・ロアッソ熊本(勝ち点51)はFC岐阜と5日に対戦している。

■J2下位順位表(勝ち点/得点/失点/得失点差)

  • 16位 大宮(42/51/56/-5)
  • 17位 金沢(41/39/60/-21)
  • 18位 群馬(41/35/56/-21)

――自動残留――

  • 19位 相模原(38/33/54/-21)

――宮崎がJ3・3位で残留――

  • 20位 愛媛(35/38/67/-29)
  • 21位 北九州(35/35/66/-31)
  • 22位 松本(34/36/71/-35)

■19位クラブの残留条件

・テゲバジャーロ宮崎が3位に下降

「岩手が沼津に引き分け以上」かつ「熊本が岐阜に勝利」

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