JFA 、3月8日「女子サッカーデー」に向けての取り組み。アディダスは中学生年代の競技機会支援を継続

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🄫adidas Japan
【女子サッカー ニュース】国際⼥性デーであり、「⼥⼦サッカーデー」にも位置付けられている3⽉8⽇に向けて、2月28日、日本サッカー協会とアディダスジャパンが共同会見を行った。

■中学生になるとサッカーをする環境が減少

 冒頭、今井純⼦JFA⼥⼦委員⻑がここまでの経緯を説明。2014年にアジアサッカー連盟(AFC)が3月8日をAFC女子サッカーデーと定めシンポジウムや指導者育成を推進してきたが、JFAでは19年度第5回理事会で同日を「JFA女子サッカーデー」とすることを決定し、翌20年から各種活動を行ってきた。

 この一環でアディダスジャパンは、JFAと「HER TEAM」プロジェクトを立ち上げ、活動を支援。女子サッカーの普及面での課題として、プレー環境の不足を主な要因と捉え、競技離脱が起こりやすい中学生世代を対象に、チーム/スクールの創設を支援した。

 2019 年度のJFA競技者登録データでは、13 歳(中学 1 年生)を迎えると約 1,000 人の選手(22%)がサッカーから離れている。女子中学生年代に特化したチームは全国で187 チームであり、7,000以上ある男子主体のチームに比較すると約3%にとどまっている。昨年の取り組みでは29都道府県から67チームの応募があり、うちチームのなかった都道府県に属する3チームを含む計10チームをサポートした。

【昨年当選 10 チーム】
1. トルベリーノ (和歌山県)  2. SET STAR WAKAYAMA Ladies (和歌山県)  3. Hata meisje (高知県)  4. FC 徳島 Bonita (徳島県)  5. 四日市 Synapse GLs FC (三重県) 6. ボラミーゴ新潟 (新潟県)  7. FC Re:star Maria (岐阜県) 8. FC Kuruli girls (長崎県)  9. さいたま市立常盤中学校(埼玉県) 10. キャメリア L&Gアカデミー (山梨県) 

 アディダスジャパン株式会社トーマス・セイラー副社⻑はこの活動を「昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により思った通りのペースで活動できなかったが、67チームの応募があったことはポジティブに捉えている」とし、「サポートできたのは限定的だったが残りの57チームとも関係性を続けていきたい」と続けた。2年目となる今年の支援結果については、秋に発表される。

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■女子役員の割合の議論

 また、今井女子委員長によれば、今年も女子サッカーデーに合わせて各種の取り組みを実施。主なところでは、UN Women(国連女性機関)日本事務所、文京区とともに「国際女性デー2021」シンポジウムを後援、日テレ・ベレーザの岩清水梓が登壇する。また、3月13日にはJFA夢フィールドで小学生女子120名を集めた「JFAガールズフェスティバル」を開催。ジェフ千葉レディースの選手がゲストコーチとして協力予定だ。また、JFAが後援するアニメーション『さよなら私のクラマー』とのコラボレーションも継続する。詳細は女子サッカーデー2021公式Webサイト参照。

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長の去就にともない、昨今「女性役員の割合」が話題となったが、この秋にスタートするWEリーグは女性役員比率を50%目標に掲げている。

 この件に関し今井委員長は「競技団体も取り組みを進めてきているが、WEリーグでは5割を掲げた。自分たちがやり切ることで良さを出していきたい。数字を挙げることがきっかけづくりになり、議論が活発になる。WEリーグの5割が当たり前になるように。日本サッカー協会でも4割を目指してやっていく。サッカーは男性が進めてきた象徴的なスポーツ。その中でその意義を示していきたい」と決意を述べた。

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