2017-11-25-tajima.jpgGetty Images

JFA田嶋会長、ACL優勝の浦和に大きな期待を寄せる「世界の窓をまた開いてくれた」

AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦が25日に行われ、浦和レッズがアル・ヒラル(サウジアラビア)を1-0で下し、アジア王者に輝いた。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が祝福のコメントを寄せた。

浦和は0-0で迎えた終盤、ラファエル・シルバが優勝を手繰り寄せる先制点をマーク。このゴールが決勝点となり、浦和が10年ぶりにアジア王者に輝いた。田嶋会長は「すごく緊張感のある試合の中で、いい時間帯にラファエル・シルバが決めて良かった。レッズにおめでとうと言いたい」と浦和の優勝を祝福。

「やっぱりJのクラブが世界を目指している、代表もワールドカップを目指す、そういう意識がみんなみなぎっていくというのが日本のサッカーの発展を支えることになるし、活力になる」と語る田嶋会長。世界に目を向ける意識が、日本サッカーの進歩にリンクすることを説いた。

57,727人の大声援がこだました埼玉スタジアム2002。浦和が、Jリーグが世界に誇れる雰囲気をサポーターが作り上げた瞬間だった。

「このサポーターの雰囲気は、レッズじゃなきゃできなかったことかもしれないし、表彰式があんなに間延びしてても、誰一人帰っていない。あのスタジアムの光景というのは、僕は(JFAの)会長として、AFCのスタッフとしても、本当に誇りに思う」

浦和は12月6日にUAE(アラブ首長国連邦)で開幕する今年のクラブW杯にアジア王者として参戦する。田嶋会長は「昨年の鹿島もそうだけど、日本のサッカーを世界に知らしめようということをずっとやってきて、(浦和が)世界の窓をまた開いてくれた」と、再び訪れた日本サッカーをアピールするチャンスに大きな期待を寄せる。

浦和は昨年の鹿島に続いて快挙を達成できるのか、より一層の注目が集まる。

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