Albeto-Zaccheroni(C)Getty Images

重傷から回復の元日本代表監督ザッケローニ氏が地元病院へ恩返し…車いすを寄付

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、今年3月から4月にかけて入院していたチェゼナーティコの病院に最新式の車いすを寄付し、恩返しをした。地元紙『コリエレ・ロマーニャ』などが12日、伝えている。

今年2月に自宅の階段から転倒し、頭部を強打して意識を失うほどの重傷を負ったザック氏。救急搬送先のチェゼーナのブファリーニ病院で集中治療を受けた後、チェゼナーティコのジネージオ・マルコーニ病院でリハビリを行い、4月末に自宅へ戻った。

ザック氏は現在、日常生活を取り戻し、セリエAご意見番として解説業にも復帰しているが、入院生活を過ごした病院への恩は忘れていない。リハビリ用の最新式の車いすの購入資金となる寄付金を贈呈すると、12日、マルコーニ病院を訪問。チェゼナーティコのマッテオ・ゴッツォリ市長らとともに、車いすの贈呈式に出席した。

元日本代表指揮官は、医師らと対話した際、「(集中治療室にいた)チェゼーナでのことは、何も覚えていない。ずっと眠っていたからね」と告白。また、リハビリ期間中は、交通事故で負傷した若者たちと過ごしていたことを振り返り、「あの時は若い患者が何人もいて、私はみんなのおじいちゃんだったよ。その若者たちも回復したと、今、聞いたところだ。尊厳のある生活に復帰できたようでうれしく思っている」と喜んだ。さらに病院関係者への感謝も忘れず、「(入院していた時)周囲を見渡したが、医師も看護師も素晴らしかった」と称えた。

なお、ザック氏は、負傷直後に集中治療を受けたチェゼーナのブファリーニ病院にも、車いす購入のための寄付金を贈呈したことが伝えられている。

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