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日本代表、オランダ&チュニジアとの対戦成績は?世界最高峰のDFや堂安律の同僚にも要注意?ワールドカップ対戦国を紹介

日本代表は、2026年ワールドカップのグループステージでグループFに所属することが決まった。

史上初めてポット2でワールドカップを迎える日本代表。そして現地時間5日に行われた抽選会では、グループFに所属することが決まっている。今回は、グループステージで対戦するチームの基本情報やスター選手を紹介する。

■オランダ

▽基本情報

※FIFAランキング:7位、2大会連続12回目

まさかの予選敗退に終わった2018年大会、そしてベスト8に勝ち進んだ2022年大会を経て、2026年大会で初優勝を狙うオランダ。欧州予選のグループGを6勝2分け無敗で突破している強豪国だ。日本との対戦成績は、日本から見て3試合を戦って1分け2敗未勝利である。

▽スター選手:フィルジル・ファン・ダイク

チームを代表する選手といえば、やはり主将を務めるDFフィルジル・ファン・ダイクだ。リヴァプールのキャプテンも務める34歳は、同国代表として88キャップを記録しており、前回大会のベスト8やEURO2024の準決勝進出などを支えている。2025-26シーズンに入ってからはややコンディションを落としているが、対人能力、ライン統率力、空中戦、ビルドアップ能力、フィード技術、そしてキャプテンシーと、センターバックとしてほぼ“完璧”な世界屈指のDFである。

■チュニジア

▽基本情報

※FIFAランキング:40位、3大会連続7回目

7度目の出場にして、初のグループステージ突破を狙うチュニジア。今回のアフリカ予選は絶好調で、10試合を戦って9勝1分け無敗、さらに22得点無失点と圧倒的な堅守でアフリカ勢2番乗りで本大会出場権を獲得している。日本との対戦成績は、日本から見て6試合を戦って5勝1分けである。

▽スター選手:エリス・スキリ

堂安律も所属するフランクフルトで活躍する守備的MF。22歳でチュニジア代表デビューを飾ると、7年間で74キャップを記録。2019年のアフリカネイションズカップ準決勝進出を経験した他、直近2回のワールドカップも主力として全6試合にフル出場している。身体的に大きく恵まれているわけではないものの、強さを活かした球際の激しいデュエル、そして2022年にCAFの年間最優秀ゴールにノミネートされた一撃のように矢のようなミドルシュートが大きな武器だ。

■欧州予選プレーオフB

そして最後のチームは、ウクライナ(28位)、スウェーデン(43位)、ポーランド(31位)、アルバニア(63位)によって行われるプレーオフBの勝者に決定した。

今予選ではフランスに一歩及ばなかったが主要大会でも常連になりつつあるウクライナ、予選では1度も勝てなかったがアレクサンデル・イサクやヴィクトル・ギェケレシュらを擁するスウェーデン、さらにロベルト・レヴァンドフスキが君臨し2018年大会では敗れているポーランド、EURO2024でも善戦したアルバニアと、どのチームも決して侮れない。さらに、プレーオフBの勝者との対戦はグループステージ最終節となる。展開によっては非常に重圧がかかる状況も予想されるため、難しい試合になりそうだ。

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