日本サッカー協会(JFA)は13日、ロールモデルコーチとして元日本代表DF内田篤人氏と契約したことを発表した。
発表によれば内田氏は今後、アンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化及び普及に関わる活動に参加。世界の舞台で培った経験、知見を後進の育成に当てることが期待されている。
なお、直近では14日から始まるU-19日本代表候補トレーニングキャンプに参加することが伝えられた。
JFAのリリースを通じて、反町康治技術委員長は「内田篤人氏をロールモデルコーチとして迎え入れることができ、大変嬉しく思います」とコメントし、続けて以下のように期待を伝えている。
「内田氏は代表レベルではワールドカップ2回、オリンピック、U-20ワールドカップと様々世界大会に出場し、またクラブレベルでも鹿島アントラーズのリーグ3連覇やシャルケのUEFAチャンピオンズリーグベスト4進出に貢献するなど、国内外で数多の経験を有しています。この経験と知識は日本サッカー界にとって大きな財産であり、これから世界を目指す選手たちのロールモデルとして多くのものをもたらしてくれることを願っています」
2006年に鹿島アントラーズでキャリアをスタートさせた内田は、2010年にシャルケに完全移籍。2010-11シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出チームの主力として活躍した。その後、2017年にシャルケに別れを告げ、ウニオン・ベルリンを経て2018年から鹿島に復帰していたが、今年8月限りで現役を退いた。
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