20210716_Hatate(C)Getty images

アセンシオらとマッチアップの可能性…U-24日本代表DF旗手怜央が最警戒「多分個では止められない」

川崎フロンターレに所属するU-24日本代表DF旗手怜央が、スペイン戦に向けて気持ちを高ぶらせている。16日のオンラインメディア対応で語った。

12日に行われたU-24ホンジュラス代表戦に3-1で勝利した日本。22日に迎える東京五輪の開幕を前にして、17日のキリンチャレンジカップ2021ではスペインと最後の強化試合を戦う。

U-21欧州選手権で優勝を果たして東京五輪の出場権を獲得したスペインは、先日まで行われたEURO2020でベストイレブンに名を連ねたバルセロナMFペドリやOA枠のレアル・マドリーFWマルコ・アセンシオ、ダニ・セバージョスらを擁する。優勝候補筆頭とも見なされている強豪チームだ。

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複数のポジションでプレー可能な旗手だが、左サイドバックとして出場した際にはアセンシオやRBライプツィヒFWダニ・オルモといった世界トップクラスのアタッカーとのマッチアップも想定される。そういった選手との対戦に向けては、個の勝負に持ち込まれないことが重要だと語った。

「多分個では止められないと思います。僕自身も守備に特化してはいないので。やっぱり左サイドハーフや左センターバックの選手と協力しつつ、声掛けをしながら、時間を与えないような守備が出来ればもしかしたら止められるかなと。なるべく一対一を作らせないような守備をしたいなと思います」

一方で、スペインとの対戦が「すっごく楽しみです、正直」とも口にした旗手。本大会を意識する気持ちがありながらも、世界で活躍する選手とのマッチアップに「すごくワクワク」しているという心境を明かしつつ、今後のキャリアの中でも重要な一戦だと強調した。

「優勝候補のスペインだと自分自身を五輪前に試せる場ですし、その後のサッカー人生を考えても大事な一戦だと思います」

直前まで川崎FでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加していた関係でホンジュラス戦ではメンバーから外れていた旗手。東京五輪直前の試合で最大の強敵と相まみえることとなるが、トップレベルの相手に対して持ち味を発揮することはできるのだろうか。

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