日本代表の森保一監督は、南野拓実の復帰について言及している。
カタール・ワールドカップでベスト16に入り、森保一監督の続投を決断した日本代表。すると6月の活動では2連勝(10得点1失点)と見事な戦いを見せると、9月にはワールドカップで勝利したドイツ代表との再戦に挑むことに。敵地での一戦となったが、4-1の快勝劇で世界中の絶賛を集めた。続くトルコ代表との試合も4-2で制し、直近の親善試合は4連勝を達成している。
そんな日本代表は、10月の代表活動でカナダ代表(13日)とチュニジア代表(17日)と対戦する。いずれも昨年のワールドカップに出場した難敵だが、JFAは今回の活動における招集メンバーを発表。久保建英や三笘薫など、欧州クラブで好調を維持する選手たちが順当に選出された。
そして、モナコで8月のリーグ・アン月間最優秀選手にも輝いた南野が昨年のワールドカップ以来の招集復帰を果たしている。森保監督は、6試合で3ゴール3アシストと好調を維持していることを評価したと明かした。
「直近の試合(マルセイユ戦)はプレーしていないですが、我々が新チームになって今季のヨーロッパの選手のプレーもスカウティングする中で、非常に調子が良くてチームに貢献していることを確認させてもらいました。それが今回の招集に繋がりました」
一方で、今回のメンバーにはこれまで主力を務めてきた鎌田大地(ラツィオ)と堂安律(フライブルク)がメンバー外となっている。その理由について森保監督は、「鎌田と堂安は、メディカル間やチーム同士で確認を取った上、コンディション不良で招集を見送っています」とし、コンディションの問題で外れたと語っている。
