2021-06-06-gen-shoji(C)Getty Images

「海外にいるから必ず上達するわけではない」昌子源、日本サッカーの“風潮”を斬る

日本代表DF昌子源が6日、オンライン会見に出席してタジキスタン戦への意気込みを語った。

吉田麻也、冨安健洋がU-24代表の活動に参加しているため、A代表でアピールのチャンスを得ている昌子。7日のタジキスタン戦に向けては「アピールはもちろん、勝つことが前提条件。僕もそれは感じるのでしっかりと勝ちを目指してやっていきたいと思います」と意気込みを語る。

また、日本代表はアジア2次予選でここまで無失点で6連勝中。昌子は「どの試合でも失点したくない思いはある。自分が入ってゼロで終わる意識を持っているので、今回連続でということに関係なく思っています」と話した。

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さらに、昌子は海外組、国内組と分けられがちな日本の風潮にも言及。「海外にいるから必ずしも上達するわけではない」と語る。

「Jリーグも(アンドレス)イニエスタなど有名な選手が来てくれることも増えている。僕の行ったフランスでは、パリ・サンジェルマンやリヨンと対戦できが、そことやるモチベーションとJリーグでやるモチベーションは変わってはいけないと思っています」

トゥールーズ時代を振り返り、「アフリカ人が多いチームだったが、彼らの主張は日本にないものだった」とも話した昌子。日本サッカーのためにもアピールする姿勢は重要であると強調した。

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