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責任語る日本代表主将・吉田麻也「不甲斐ない結果になればすっぱりやめる」

日本代表の主将DF吉田麻也がサウジアラビア戦後、ウェブ対応で悔しさを口にした。

日本代表は8日、カタール・ワールドカップアジア最終予選でサウジアラビアと対戦。1点に沈む形で0-1と敗れ、1勝2敗となった。吉田は「相手の情報のインプットは上手くできていたと思います。相手のストロングポイントが把握できていたと思いますし、上手く抑えられていたと思います。クロスは上げられましたが、最後のところで守れていたと思います」と守備面では満足しつつ、このように振り返る。

「もっとボールを保持したかったですね。前半も厳しい時間もありましたがボランチを経由してキープする時間があって、ボールを保持できたと思います。後半はそれができなくて、キープして休んだりいなしたりしないといけない時間帯に相手に奪われる回数が増えてしまいました」

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「基本的には攻撃と守備を真っ二つに分けてはいないのでいい守備から良い攻撃が始まるし、前線のチェイスで良い守備が生まれるし連動している。良い予測をしてセカンドボールを取って二次、三次攻撃に繋げないといけない。改善点としてはボールを保持して相手を走らせてオーガナイズが崩れるタイミングを見定めることも大事ですし、遅行と速攻を上手く使い分けたかったと思います」

試合後は「いい雰囲気ではない」としつつ、「ただミスは起こりますよね。時には迷惑をかけることがあれば救うこともあってそれもサッカー。前回も2敗をしているので、2敗まではできるとポジティブに考えたいです」と前を向いた。

フラッシュインタビューでは「結果が出なければもちろん、協会、監督、選手が責任を取る覚悟はできていると思っているので、終わってから判断してもらえればいいです」と語っていた吉田。改めて、選手一人ひとりに責任があることを強調した。

「サッカーの監督やダイレクターは結果が出なければいつ首が飛んでもおかしくない仕事。選手は契約に守られていますが、代表にそういうものはないので、監督が代われば組織も選手も変わる。万が一、予選敗退でチームの活動が終わればガーっと入れ替わると思うし、自分自身もそこまでだと思っていますし、その不甲斐ない結果になればすっぱりやめると思います」

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