コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップ(ヤングなでしこ)は、13日にラウンド16が開催。U-20日本女子代表はU-20ナイジェリア女子代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
2大会ぶりの優勝を目指すヤングなでしこは、初戦でニュージーランドに7発大勝。第2戦のガーナには4-1と勝利して決勝トーナメント進出を決め、第3戦のU-20女子オーストリア代表にも白星で3連勝を飾っていた。
ヤングなでしこはグループステージの勢いそのままにナイジェリアに対して主導権を握る。33分には氏原里穂菜が左サイドからの浮き球クロスを上げると、松永未夢が合わせて先制点。65分には右サイドからの笹井一愛のクロスを土方麻椰がダイビングヘッドで押し込んで追加点を奪った。
失点を1に抑えたヤングなでしこが無傷の4連勝でベスト8へ進出。16日に行われる準々決勝ではここ数年で日本代表にとって国際大会で対戦の多いスペインと激突する。
試合後、フラッシュインタビューに応じたナイジェリアの指揮官クリストファー・ムサ監督は試合を振り返り、対戦相手の日本を称賛している。
「プランがどうであれ、やり方がどうであれ、戦術がどうであれ、日本代表が一歩も引かない試合だった。このような試合だと、我々にはベストが必要だ。しかし、守備のプロセスが上手くいかなかった」
「これもフットボールの一部。今が悪い部分を過ごしているというだけだ。彼女たちにとってはいい経験だし、とてもいいことだと確信している。次の試合では、もっといいパフォーマンスができるだろう」
