20230127 Maya YoshidaGetty Images

日本代表主将吉田麻也、強豪を撃破したカタールW杯は「日本にとって史上最高の大会」

日本代表主将の吉田麻也は、ベスト16進出を決めたカタール・ワールドカップを振り返った。

史上初の冬季開催となった中東で初めてのカタール・ワールドカップ。2大会連続の決勝トーナメント進出を目指した日本は、スペイン、ドイツ、コスタリカと強豪が集う大会屈指の“死の組”とされるグループEに入った。

大会前からグループステージ敗退が濃厚とも予想される中、初戦でドイツに逆転勝利する大金星を挙げると、2戦目のコスタリカ戦には敗れたものの、最終節のスペイン戦でも1点を追う展開から逆転勝利を手にして、グループ首位通過を果たす。初のベスト8進出を懸けたラウンド16のクロアチア戦ではPK戦の末に敗れたものの、今大会に大きな衝撃を与えた。

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主将としてチームを2大会連続のベスト16に導いた吉田は、『Yahoo Esportes』でワールドカップを振り返り「(日本にとって史上最高のワールドカップだったかの問いに)そのように言うことができます」と話し、日本フットボール界が良い方向に進んでいると主張した。

「僕たちはまだ7回しかワールドカップの舞台には立てていません。30年前に作られた国内リーグは毎年大きく成長しています。僕たちは僕たちのポジションを大会ごとに良くしていかないといけないと思います。僕たちは正しい道を進んでいると思います」

「日本ではプロだけではなく、ユース年代も適切に発展しています。この15年で多くの選手たちがヨーロッパでプレーするようになり、新たな世代がやって来れるようなスペースを作っています。僕がヨーロッパに来たとき、ヨーロッパでプレーするディフェンダーはいませんでした」

「今ではアーセナルの冨安健洋、ボルシア・メンヒェングラートバッハの板倉滉、他にも複数の選手がいます。このことはとても大切なことですし、僕たちが正しい道を進んでいることを示しています」

また、吉田は2021年夏に行われた東京オリンピックについても振り返った。

「何よりも、母国を代表できることはとても大きな名誉です。何とも比べることはできません。母国であのような大会でユニフォームを着てプレーすることは、さらに大きなことです。残念ながら、パンデミックによる規制でファンがスタンドにはいませんでした。でも、オリンピックで初めてプレーできたことはとても大きなことでした。メダルが取れていればさらに良いものでしたけど、僕たちは3位決定戦で負けました」

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