ブライトンの日本代表MF三笘薫は、クラブの公式ウェブサイトでワールドカップに向けて語った。
今夏にローン移籍先のユニオン・サンジロワーズからブライトンに復帰した三笘。すると、グラハム・ポッター前監督の下で切り札としてインパクトを残し、ロベルト・デ・ゼルビ監督には主力の1人として起用され、公式戦11試合で2ゴール1アシストをマークする活躍を残している。
アジア最終予選でもワールドカップ出場権獲得に大きく貢献した三笘は、1日に発表されたカタール・ワールドカップに臨むメンバー26選手に選出。日本代表の一員としてまもなく開幕するワールドカップに初めて臨むことになる。
これを前に、三笘はブライトンの公式ウェブサイトでワールドカップに向けて「すごく厳しいグループに入っているので、そこで勝ち抜くことが日本サッカー界にとって新たな光になると思うので、これからの日本サッカーを占う意味でも試されている大会になると思います」と話し、思いを続けた。
「すごく厳しいグループに入ってはいますけど、ワールドカップでこれだけ素晴らしい相手とやるチャンスはないので、世界に日本の力を示すいい機会かなと思います。初戦がカギになると思います。そんなに簡単ではないと感じているので、毎試合チームとして全力を尽くさないと厳しいと思います」
「（ワールドカップで対戦したい相手について）（アレクシス）マカリスターのいるアルゼンチンだったり、ブラジルもそうです。特に、前回大会でベルギーに負けているので、ベルギーに借りを返したいという気持ちがあります。一番タフな相手はブラジルだと思います。親善試合でブラジルとやりましたけど、本気のブラジルとはやっていないのでそのようなチームとやりたいです」
さらに、異例のヨーロッパシーズン中の開催となる今大会について「シーズン中ということもありますし、暑いと思うので、選手にとっては厳しいですけど、26人に増えましたし、チームとして団結力を持って戦えば問題はないと思います」と話した三笘は、ここまで順調なステップアップを続ける自身のキャリアについても語っている。
「（日本からプレミアリーグに来て、そしてワールドカップを戦うことになった自身のキャリアについて）3年前までは大学生だったので、時間が経つのは早いですけど、それだけ成長している実感はありますし、環境を変えて得たものもとても大きいので、チャレンジしてきた結果が今ここにあるんじゃないかと思います」