日本代表FW浅野拓磨が24日、代表合宿中のオンライン取材に応じた。
サンフレッチェ広島でプロとしてのキャリアをスタートさせた浅野は、2016年夏にアーセナルに完全移籍。シュトゥットガルトやハノーファーへのレンタルを経験した。
その後、2019年夏からセルビアリーグのパルチザンに完全移籍し、2020-21シーズンはリーグ戦33試合21ゴールと活躍。しかし2日、給与未払いを理由として契約を解除することを、自身のSNSを通じて発表した。
それでも、5月末から6月半ばまでの代表戦5試合に向けたメンバーに、浅野は唯一の無所属選手として招集。異例の環境での代表活動について、「少なくとも公式戦の試合には出られていないので、試合の感覚は取り戻していかなくては」と不安を覗かせたが、コンディション調整に余念はないようだ。
「コンディション面では自分にできることをやってから、こっちでトレーナーさんだったりと調整できているので、そこまで問題はないと思います。トレーニングで試合に近づけるのは限界があって難しいですが、(コーチなど)人の力も借りながら工夫してやれたと思います」
契約解除直後からの動きについて「ああいう形での解除となって、それから自分は次に向けてスタートしていました。この代表が待っていると分かっていたので、それに向けてやれることをやり続けて、自主練という形でしたがこの日のために準備はしていました」と明かした浅野。今後に向けたアピールの場としても、今回の代表戦は欠かせないものとなっている。
そして、新天地については「セルビアに移籍を決めた時から次のステップとして5大リーグに戻ることが目標で、その先にW杯。自分の決断や選択がすべてそこに向かっていると思っていただければいいと思います」と、5大リーグ入りを希望していることを強調した。
代表にとっては、ワールドカップ(W杯)・アジア最終予選への進出がかかるミャンマー代表戦。28日に行われるその一戦は、浅野にとって個人としても大きなターニングポイントになるかもしれない。
