川崎フロンターレに所属するDF谷口彰悟が、セルビア代表戦後に手ごたえを口にした。11日、試合後のオンライン取材に応じている。
日本は11日、キリンチャレンジカップ2021でノエビアスタジアム神戸にセルビアを迎えて1-0で勝利。前半はなかなかチャンスを作ることができなかったものの、屈強なセルビア人FWとの競り合いでDFラインが奮闘して無失点を維持すると、後半に右CKの流れからニアで谷口がフリックしたところを伊東純也が押し込んだ。
川崎FでJリーグトップの結果を残しながらも代表になかなか縁がなかった谷口。主力である吉田麻也や冨安健洋がU-24代表活動との兼ね合いで不在のなか、A代表にとって2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)のベルギー代表戦以来、約3年ぶりとなる欧州勢との対戦で存在感を発揮した。
試合後、この一戦に臨むにあたり「こんなチャンスはなかなかないと思っていた」と明かした谷口、国内組としての意地を示したいと考えていたようだ。
「海外組、国内組と分かれますが、僕らにもできることはあると練習から感じる部分はありました。ただ彼らの感覚、強度もそうだし、試合の90分を通してどう進めてどう勝っていくかという感覚は多少違うと考えながらやっていました。ただ、貴重な試合を生かしたい思いは強かったし、久々の代表で自分がこれだけできるということを見せないといけないと思っていたので、そういったことが今日の試合につながっているのかなと思います」
試合では、相手を押し込むなかで得意のビルドアップでチャンスを作ろうとする持ち運びや縦パスも見られた。
「久々の代表で自信になった部分はありました。戦っているなかで欧州の力あるチームに対し、ワンプレーワンプレーどうできるか考えてやっていました。プレーしながら、自信をつけながらやれました。強気にやれたのが良かったですね」
また、一対一でも屈強な相手に後れを取らず。その部分は「始まらないと分からなかった」と口にしつつ「一発目のロングボールで、身体をぶつけてきてやはり強かったし、自分の飛ぶタイミングでは飛べなかったです」と感じたところから、試合の中で微調整していたようだ。
「普通では勝てないので飛ぶタイミングを変えたり、より体格のいい相手にやらせないことはある程度できたとおもいます。一対一もありましたし、大事な部分を抑えながらインターセプトとかはチームでもやっているので、相手が違いましたが、普段やっていることが出せたかなと思います」
代表定着に向けて猛アピールした谷口。7月には30歳の誕生日を迎えるが、「自分で可能性を制限せずにやりたいと思います」と意気込みを示している。
日本は今後、6月15日のカタールW杯アジア2次予選でキルギス代表と対戦。そして、9月にはアジア最終予選がスタートする予定となっている。
