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日本代表、W杯アジア2次予選に“フルメンバー”の理由は?森保監督は「チームの結束」を強調

日本代表の森保一監督がベストメンバーに近い26名を招集した理由を説明している。

日本代表は8日、ワールドカップアジア2次予選に向けてメンバーを発表。16日にホームでミャンマーと、21日に敵地でシリアと、比較的格下の相手と戦う中、久保建英(レアル・ソシエダ)、伊東純也(スタッド・ランス)、菅原由勢(AZ)、守田英正(スポルティングCP)、三笘薫(ブライトン)らフルメンバーに近い26人を選出している。

森保監督は「フルメンバーの捉え方は人それぞれ違うと思います。ここにいない中でもフルメンバーと言える選手はいると思いますし、色々な評価の仕方はあると思います」と前置きしつつ、以下のように説明している。

「(W杯2次予選は)経験してもらうだけの場ではないと考えています。2次予選、最終予選、本大会へ目標をもってチームが前進していく中で、チームづくりとして同じ経験をしながら前進していくことで、よりチームの結束が高まることが考えられると思っています。すべてだとは思っていないし、状況によっていろんな選手を試しながら、編成していくことはやっていきたいです。すでに26人以外の選手にも、厳しい戦いに勝ち抜けるだけの力を持っている選手たちにもチーム戦術の共有はしてこれた」

「チームとして戦っていくことで経験を共有して、どんな試合にも成果と課題は必ずある。そこを共有しながら、積み上げしていくことはチームとして考えています」

また、試合での登録メンバーは23人にも関わらず、26人を招集した理由については「負傷やアクシデントが起きた時、26人の選手で乗り切っていくということ」と説明している。

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