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日本代表のW杯アジア最終予選がスタート! 初戦・オマーン代表戦では“欲張り”な試合が求められる/プレビュー&予想スタメン

日本代表は2日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦でオマーン代表と対戦する。予想スタメン、試合のキーポイントは?

■日本をリスペクトするオマーン

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▲東京五輪にもOAとして参加した吉田は今後の課題を口にした。

アジア2次予選を首位通過した日本は、最終予選でオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとグループBで同居。突破条件を整理すると、上位2チームに入ればW杯本大会の出場権を獲得できる。3位になった場合はグループBとプレーオフを戦った後、大陸間プレーオフへと向かう。

とはいえ、日本が目指すのは全勝での首位通過のみ。攻撃を牽引する南野拓実も「全勝して突破を決められる力はあると思っていますし、そうしたい。アジアで一番強いのは日本と思ってもらえるように」と意気込んでいる。

初戦で激突するオマーンとは過去に12回対戦しており、日本の9勝3分け無敗。2019年のアジアカップではPKによって1-0で勝利するタフな試合となったが、実力の差は開いている。

一方で、森保一監督はオマーンが「基本的には攻撃的なチーム」でありながらも「戦術の幅を持っている」ことを警戒。日本戦に向けてセルビアで一カ月間の合宿を行うなど、最大限のリスペクトを見せてくる相手が勝ち点1を想定しながらカウンターを繰り出してきたとき、ゴールをこじ開けることは容易ではない。

ポイントになってくるのは、やはり90分間のゲームデザインだ。理想的には立ち上がりの早い時間帯に猛攻を仕掛け、相手が日本のインテンシティに慣れてくるまでに先制点を奪い、攻撃に人数をかけざるを得ない状況に追い込めば追加点も見込める。

反対に、なかなか得点が奪えずに相手のブロックが安定した場合、カウンターのリスクから前線とDFラインの意思統一が揺らいでしまえば難しい試合となる。主将の吉田麻也も「上手くいかない試合でどう我慢できるか、どう打開していくかが課題」だと口にしたが、バランスを保ちつつも仕掛けの回数を増やしてセットプレーを有効に活用する必要があるだろう。

■結果だけでなく内容も重要

20210902_Japan_Form(C)GOAL

▲オマーン戦予想布陣。南野がコンディションの影響で先発外か。

W杯に向けた最後の関門である最終予選を楽に通過したことは過去にもないが、ロシアW杯後に発足した森保ジャパンは本大会でベスト8以上を目標とするチームだ。

新型コロナウイルスの影響で日程にも余裕がなく、テストマッチを組むことも難しい。そのために森保監督は東京五輪世代とA代表をミックスしたラージグループでの強化を続けてきており、特に五輪本大会ではA代表とほぼ変わらないディフェンスラインを組織した。

吉田も「五輪世代、A代表ともに同じスタッフ、監督下でやって、発足から色んな選手が関わって、五輪世代から同じ哲学で戦って、ある程度全員が他の選手を把握できていることはメリット」だとポジティブに捉えている。

さらに、最終予選を戦いながらベストな選手を招集してチーム力を底上げしていく必要があるが、これまでラージグループとして多くの選手たちが同じシステム下でプレー。森保監督は「選手の発掘は常にある」としながらも「基本的にはこれまでの選手たち」がベースになると明かした。

勝ちながらチーム力の向上、総力の拡大が求められる最終予選。勝利が大前提ということは変わらないが、その先を見据えたとき、勝ち点3だけでなく圧倒的な内容を示すという“欲張りなチーム”でなければならない。

そのスタートとなる初戦のオマーン戦は、2日の19:10に市立吹田サッカースタジアム(大阪)でキックオフを迎える。良いサイクルを作るためにも、極めて重要な一戦だ。

取材・文=上村迪助(Goal編集部)

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