サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が27日、代表合宿中のオンライン取材に対応した。
A代表は5月末から6月半ばにかけて5試合、U-24日本代表は6月上旬に2試合を予定している今回の代表活動。国内組や海外組の日程の関係で、途中で選手が入れ替わる変則的な招集となった。
A代表の主将を務める吉田は、28日に行われるカタール・ワールドカップアジア2次予選のミャンマー代表戦を戦った後、U-24代表に合流。MF遠藤航、DF酒井宏樹とともに五輪本大会のオーバーエイジ(OA)に内定する形となった。
なお、このまま本大会の参戦が正式に決定すれば、吉田にとっては3度目の五輪となる。そのことについて当人は「本当に巡りあわせだなと思います」と感慨深い思いがあることをこぼしつつ、6月5日のガーナ代表戦、同12日のジャマイカ戦でもかなりの覚悟を持って臨むことを強調した。
「前回はほとんど歳の差が離れていなく、難なくチームに入れました。今回は前回よりも期待値は大きくなっているし、個人的にも色々考えました。6月の合宿でミャンマー戦の後の2試合がありますが、そこで満足できなかったら全然代えてもらっても構わないと監督には伝えました」
OA枠として参加した2012年のロンドン五輪では、初戦でスペインを撃破してそのままトーナメントに進んだものの、3位決定戦で韓国に0-2で敗戦。4位で終わり、メダルには一歩届かなかった。
その試合を「自分のキャリアの中でも特に悔しさの残る試合の1つだったのは間違いない」と振り返る吉田は、メダル獲得への意気込みを改めて口にしている。
「やっぱりあと一歩でメダルを逃してしまった引っ掛かりがありました。やり残したことがあったので、こうして機会をもらって嬉しいです。メダリストとオリンピアとの違いはかなりあります。3回も出ているのに1回もメダルを取っていなかったら情けないので、しっかりとメダルを取りたいと思います」
また、経験豊富な選手として、具体的なチームとしての戦い方については「18人しかいないのでコンディションとローテーション」が大事な大会になると主張。続けて「ホスト国かな? というくらい非常に厳しい戦いになると思うので、まずは関門となる予選突破を考えながらやっていきたいです」と意欲を示した。
悲願の金メダル獲得を目標に掲げる日本。OA枠には百戦錬磨の選手たちが入り、久保建英や堂安律といったA代表の常連メンバーも主軸を担うチームは、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。まずはガーナ、ジャマイカとの親善試合でその一端をうかがうことができそうだ。
