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日本代表DF冨安健洋、韓国戦で流血も…歯の状態は「全然大丈夫」「『ごめんね』とメッセージを打った」

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が、自身の歯の状態を明かしている。27日、代表練習前のオンラインメディア対応で語った。

森保一監督率いる日本代表は、25日に国際親善試合で日産スタジアムに韓国代表を迎え、3-0で勝利。攻撃では最前線のFW大迫勇也が起点を作りつつ、DF山根視来、MF鎌田大地が前半にネットを揺らし、終盤にはセットプレーからMF遠藤航が3点目を奪った。

また、守っては主将DF吉田麻也と冨安らを中心に韓国にほとんどチャンスを作らせず。GK権田修一も危なげないプレーを披露し、クリーンシートを達成した。

一方で、試合の中ではヒートアップする場面も。30分にはDFキム・テファンとDF佐々木翔が小競り合いを起こし、68分にはMFイ・ドンジュンが振り上げた手が冨安の顔面に当たり、口付近から血を流す様子も確認された。

そして、27日に歯の検査を受けた冨安は、予定されていた時刻を後ろ倒しにしてメディア対応を実施。記者からも歯の状態についての質問を受けたが「全然大丈夫です」と返答し、痛みなども生じていないことを説明した。

「応急処置もして試合も練習も問題ないです。(歯は)半分欠けていたという感じです。とりあえず応急処置をして、見た目は戻りました。元々痛くはなかったので、別に見た目が戻ればいいかなと。全然痛くはなかったです」

また、該当のプレーが起きた際にも冷静に対応していた冨安だが、ピッチ上では「相手選手の反応からしてもわざとではない」と感じていたとのこと。その接触が起きた要因を「肘打ちされる前に相手をコントロールするために駆け引きのところで腕を使っていたので、その腕を払おうとして僕の歯にたまたま当たってしまった感じだと思います」と分析する。

自身のプレーにも非があったとする冨安。こういった接触は「試合中にはあることだと思います」とも口にし、相手選手には「試合が終わってすぐ、『ごめんね』とメッセージを打ちました」と、わだかまりはないことを強調した。

心身ともに何ら問題は生じていないことをアピールした冨安。続く30日にはカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦が控えているが、日本の守備陣は引き続き安定して高いクオリティを発揮してくれそうだ。

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