韓国代表のパウロ・ベント監督が、日本代表との国際親善試合に向けた前日会見に臨んだ。
2018年8月から韓国代表を指揮するP・ベント監督。日本代表との対戦は、2019年EAFF E-1サッカー選手権2019(1-0)に続いて2度目の一戦となる。
今回の一戦では、ソン・フンミンやファン・ヒチャンら中心アタッカーが負傷などを理由に離脱することに。P・ベント監督は「違う選手を代わりに呼ぶことになったので、違うタイプの選手たちを呼んだ。主力がプレーできないのはしょうがない。攻撃面以外も、中盤に関しても呼べない選手がいた。少ない時間でいかにチームをしあげるかということだが、いずれにしても良い結果を得られるように頑張りたい」と語っている。
「私が期待しているのは韓国代表。(追加招集の選手は)最高のプレーをしてほしい。まず準備をして、そこから24名の選手に絞っていく考えだったので、数選手が入れ替わると予想はしていた。今呼んだ選手たちはもちろん良いプレーをする準備ができているし、手元にいる選手で、主力選手がかけているが、何とかやっていこうと思う」
そして、日本代表との一戦には「文脈は常に同じではない。試合を取り巻く環境は常に違っていて、今回も違う。私たちは最善の形でプレーして、最高の結果を得たい。もちろん、日本代表も非常に強い相手で、我々も困難に遭うと思う。その中で最良の結果を得たい」とコメント。両国間のライバル関係、日本代表チームの特徴についても指摘している。
「ライバル関係は様々な面であると思う。代表、クラブ同士。だが、そのようなことに集中するよりも、私たちのチームができることに集中し、相手がどう出るかを予測して、私たちが望むゲームをどう戦術的に準備するかが優先だと考えている。ライバルというのは、どんな意味を持つのか、よく理解しているし、尊重もしている。可能な限りよく準備して、困難の中で最善を尽くして結果を求めたい」
「もちろん様々な特徴がある。すべての代表チームはそういう特徴からなりたっている。私たちがいかに有利に立てるかだが、団結力があって、プレーを好むチーム。能力としては、相手にアグレッシブにプレッシャーをかけるチーム。ボールを奪うプレッシャーのかけ方をしていて、高いクオリティでカウンターをしてくる。難しいチームだと思っているし、非常にレベルの高い試合になるだろう」
