日本代表GK権田修一は、それほど気落ちする必要はないと語っている。9日にオンラインでメディア対応を実施した。
日本は8日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節にてアウェイでサウジアラビアと対戦して0-1で敗北。ここまで1勝2敗の3位となり、サウジアラビア、オーストラリア代表との勝ち点差を「6」に広げられた。
W杯本大会の出場権を獲得するうえで厳しい状態に追い込まれた試合について、権田は「良い結果じゃなかったなと思います。素直に受け止めればそういうことかなと思います」と振り返りつつ、カウンター以外の守備はそれほど悪くなかったとしている。
「ピンチはボールロストからがほとんど。相手に繋がれて数的優位を作られてという状況はほとんどなかったと思います。練習から守備も声をかけながらやっていて、ピンチもなかったし、揃っているときは守れていると捉えてもいいと思います。すべてがすべて悪かったわけではないというのは、みんなで自信を持ってやっていければと思います」
一方で、71分の失点シーンでは原口元気のパスが乱れたところを受けた柴崎岳がバックパスを選択し、それが相手に繋がって一対一に。それ以外のシーンではファインセーブもあった権田だったが、「一本止めたことを評価してもらえることはありがたいですが、負けてること自体が厳しい結果」だと口にした。
また、サウジアラビア戦を受けてバックパスについて様々な議論がなされているが、権田はそれ自体が悪いものだとは思っていないようだ。
「日本語でそれしか言葉がなく、GKに下げることをバックパスだと思われているかもしれないですが、後ろにパスするということがバックパスで、FWが中盤に戻すのもバックパス。やり直すためにプレッシャーの薄いところに下げることがバックパスなので、前半なら僕のところに戻して逆サイドに展開することが上手くできていました。それはボランチやサイドバックに入った時も同じです」
前半についてはGKというポジションを生かして相手のプレッシャーを回避できていたと主張する権田。後半に苦しくなったことについては「試合展開や疲労状況、相手の交代選手など色んな状況で、次に繋がるパスではなかったり、僕を使ったビルドアップではなく戻さざるを得ないバックパスだったりが実際後半に増えました」と分析しつつも「結果が出ないとすべてダメと言われてしまいますが、前半はむしろ良かったと認識しています」とポジティブな面も挙げている。
12日にホームに迎えるオーストラリアとの一戦に向けて、権田は「僕らDF陣は自分たちがまずはエラーしないこと、声をかけあうこと。結果は出ていないですが最少失点で押さえているということで、基本的なことを高いレベルでやることが、豪州も強いチームなので大事かなと思います」と気を引き締めた。
