日本代表FW浅野拓磨が9日、オーストリア遠征中のオンラインメディア取材に対応した。
森保一監督率いる日本代表は11月の代表活動でオーストリアに遠征し、日本時間13日にパナマ代表、18日にメキシコ代表との国際親善試合を戦う。新型コロナウイルスの影響で海外組のみとなった招集メンバーが集まり、9日から合宿がスタートした。
一方で、欧州でも新型コロナの第2波が猛威を振るっており、所属するアルミニア・ビーレフェルトの意向で堂安律が参加を辞退。追加招集されたレッドブル・ザルツブルクの奥川雅也も、所属クラブから複数の陽性者が出た関係で参加見送りが濃厚となっている。
新型コロナの影響は、今年初の代表活動となった10月のオランダ遠征時にも色濃く、その際はブレーメンFW大迫勇也が1試合のみを消化して帰還。今回のオーストリア遠征で昨年11月以来の代表入りとなった浅野も、所属するパルチザンが籍を置くセルビアの渡航制限の関係もあり、前回はメンバー外となった。
オンライン取材に対応する浅野は10月の代表不参加を振り返り、「常にチームでプレーするうえで代表は意識していて、活動には参加したいという気持ちがあるので、前回は悔しかったです」とこぼす。
また、クラブの地元であるベオグラードでは特に規制が厳しく、メンタル面にも大きなダメージがあったようだ。
「本当に今年は大変な時期が長くて、特に家を出られないとかオフシーズンに日本に帰れない時期は、メンタル的に今まで感じたことがない大変さを感じました」
とはいえ、それでも「シーズンが始まってしまえばそこに集中できる」と前を向くのが浅野だ。
「僕は全部が繋がっていると思いますし、コロナの期間でチームでも練習できない、外にさえ出られない時に、試合が始まる時の準備ができたと自信を持って言えます。再開した時の結果というものが今の自分に繋がっているし、未来に向けて良い準備をすることはコロナで今まで以上に学べました」
その言葉通り、今シーズンの浅野はクラブで公式戦17試合に出場し、8ゴール4アシストと絶好調。外出が大きく制限されていた時期に「チームでの練習が無い時は毎日1時間から長い時は2時間は狭い室内でトレーニング」したこと、「平日は外に出られる決められた時間があったので、公園に行って心拍数を落とさないようにトレーニング」したことが実を結んだ形だ。
クラブではサイドハーフやワントップなど様々なポジションで貢献しており、「僕自身、どのポジションで出ても今は与えられた役割で全力が発揮できるという自信があります」と自負するストライカーは、代表でのプレーに「全力でプレーできれば自分の良さは出せるし、本当に全力でやるだけです」と闘志を燃やしている。
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