日本のA代表とU-24代表が3日に札幌ドームで対戦。3-0で勝利したA代表を率いた森保一監督が試合後会見でメディアの取材に対応した。
当初3日に開催予定だったキリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が中止となり、A代表とU-24代表の対決が初めて実現。試合は、開始早々に橋本拳人のゴールでA代表が先制すると、41分にも鎌田大地が追加点を奪う。5選手を交代させた後半も、52分に浅野拓磨が3点目を奪取するなど、A代表が貫録を示す形で3-0と完勝した。
この試合でU-24日本代表は、オーバーエイジの吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹の3選手を先発起用せず、A代表の主力でもある冨安健洋と堂安律もベンチスタートとなった(遠藤と堂安は後半途中から出場)。森保監督はこの点について、「試合全体のことを考えると、U-24にOAだったり、レギュラークラスの選手たちがスタートから入っていたら違う試合だったかなと思います」と見解し、以下のように続けた。
「A代表の選手たちはスタートから勝つために戦ってくれました。試合全体を通して激しく厳しく、お互いに勝利と局面の戦いにこだわっていました。良い試合だったと思います。U-24のディフェンスラインについてはまだ練習もほとんどできていないですし、これからチャレンジ&カバーなど(連係を)高めて試合に臨めれば。A代表は相手の連係がうまくいっていないところを見逃さず、(ゴールを)奪えたと思います」
さらに森保監督は、東京五輪本番で指揮するも今回は相手となったU-24日本代表について、「A代表の選手が激しく厳しく戦ってくれた中で、U-24の選手たちがどれだけの強度の中でプレーできるか、この力を見る最高の機会でした」とインテンシティに言及。その中で印象を尋ねられると、「試合の途中からはある程度慣れてきたと思いますが、全てではないですが、物足りないと思います」と口にし、高い目標のためへ要求した。
「五輪で金メダルを目指すという中、今日の強度の中で自分のプレーを発揮できるくらいでなければ、目標達成は難しいです。目標を達成しようと思った時に、今日の強度でプレーできるくらいでなくては、日本代表メンバーに入るのは難しい。ただ、若い選手は一気に変わります。今日の試合で刺激を貰ったと思うので、『俺は変わったぞ』ということを、スタッフに見てもらったり、私自身も映像で確認したいと思います」
なお、A代表はこの後、7日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でタジキスタン代表と激突。東京五輪へ準備を進めるU-24日本代表は、2日後の5日にU-24ガーナ代表と対戦する。
