オーバーエイジ(OA)選手としてU-24日本代表でプレーしたシュトゥットガルトMF遠藤航が、日本代表戦後のオンライン取材に応じた。
東京五輪に向けて強化を進めるU-24代表は、3日にA代表と異例の対戦。本来はA代表がジャマイカ代表との試合を同日に予定していたが、その試合が中止になったことで急きょマッチメイクがなされた。
史上初の日本代表同士の一戦は、U-24代表がA代表でも主力の冨安健洋らやOA枠として酒井宏樹、吉田麻也、遠藤航が加えていることから拮抗するとの見立てもあったが、冨安は出場せず。OA枠の3人からも、遠藤のみが78分から途中投入されるにとどまった。
結果はA代表が3-0の完勝。試合の中ではU-24日本代表がチャンスを作る部分もあり、特に遠藤が途中投入されてからは良いリズムでゴールに迫っていたが、A代表が力の差を見せつけた。
試合を振り返る遠藤は、ベンチから試合を眺めていて「圧力に負けて、長いボールが多くなってしまった」という印象を受けていたとのことで「もうちょっと前の選手との関係性を良くしてプレッシャーをかけられそうな場面なども何回かあったので、そこはもっといけそうだな」と感じていた明かす。自身が出てからのプレーには手応えを感じているようだ。
「相手もメンバーが変わっていましたが、自分が出てからはシンプルにボールを受けながら点を取りに行くしかなかったので、そこでどれだけチャンスを作れるか。15分くらいだったと思いますが、悪くはなかったと思います」
とはいえ、結果は点差を縮めることができずに敗戦。A代表との差については「チームとしての完成度は違いましたよね。いつプレッシャーにいくのかとか、インテンシティの高さだったり、一個一個プレスにいくスピードだったり、球際の強さだったり。そこはやっぱり流石というか、U-24は上回られていたかなという感覚」だと述べている。
一方で、ポジティブな場面もあったと強調した。
「でも、その中でもU-24はA代表に対してボールを動かせるシーンも良いシーンもあったと思うので。(A代表との対戦で)僕はかなり違和感がありましたけど(笑)。本当に相手も手を抜くことなくやってくれたと思っているので、良いゲームだったと思っています」
さらに、A代表との試合が「U-24にとっては非常に良いレッスンになったと思います」とも口に。まずは試合をしたことポジティブに捉えつつ「プレー面でもメンタル面でも、ポジティブな雰囲気をピッチの中に落とし込めるかということが自分のOAとしての仕事だと思っています」と、OA選手としてチームを引っ張っていく意思を強く掲げた。
中1日で迎える5日の国際親善試合・U-24ガーナ代表戦。早速ピッチで違いを見せてくれた遠藤は、どのように貢献してくれるのだろうか。
