日本サッカー協会(JFA)は5日、第99回全国高等学校サッカー選手権大会の準決勝と決勝を無観客で実施することを発表した。
2021年に入っても猛威を振るい続けている新型コロナウイルス。東京都の発表では、1月5日午後3時時点の速報値においてこれまでで2番目に多い1278人の新規感染者が確認されたと伝えられている。さらに、拡大状況に伴って日本政府が緊急事態宣言の再発令を検討していることも報道された。
そんななかでの運営についての懸念事項も挙がる高校サッカー選手権について、JFAは2020年12月24日時点で準決勝と決勝のチケット販売を中止。観戦は保護者・学校関係者等のみとすることを発表していた。
そして5日、JFAは新型コロナ感染拡大防止のため、保護者・学校関係者の観戦も中止にすることを新たに発表。完全に無観客で行うこととなる。
準決勝は9日、決勝は11日に埼玉スタジアム2002での開催が予定。開催場所の変更などは伝えられていない。なお、準決勝の対戦カードは山梨学院(山梨)vs帝京長岡(新潟)、矢板中央(栃木)vs青森山田(青森)に決定している。
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