第99回全国高校サッカー選手権大会は1月9日に準決勝が開催され、埼玉スタジアム2002で山梨学院(山梨)と帝京長岡(新潟)が対戦した。
準々決勝で埼玉県の昌平高校を1-0で撃破した山梨学院は、初出場にして快進撃を繰り広げた2009年以来2度目の優勝を目指す。一方の帝京長岡は市立船橋高校に2-1で競り勝ち、悲願の初優勝に向けて2年連続3度目のベスト4進出を決めた。
試合はキックオフから1分も経たずにいきなり動きを見せる。山梨学院が立ち上がりから素早くボールを前線に運んでいくと、味方のシュートのこぼれ球に詰めた石川隼大が確実に押し込んで先制する。
その後も山梨学院ペースで進むが、前半終盤に向けて徐々に帝京長岡が押し返していく。とはいえ、同点に戻すことはできないまま前半を終える。
すると、後半も開始早々に山梨学院が再び得点力を見せつけた。50分、右サイド高い位置から新井爽太がロングスローでゴール前にボールを放り込む。飛び上がった一瀬大寿が頭で合わせて加点。帝京長岡にとっては大会初の複数失点となった。
それでも59分、ボックス左に抜け出した川上航立が右足で強烈なシュート。ニアを射抜いて自身の2大会連続となる得点を決め切り、点差を1点に縮める。
ここからギアを上げた帝京長岡は78分にスコアを振り出しに戻す。廣井蘭人がボックス中央で倒されてPKを獲得するとキッカーは川上。GK熊倉匠の虚をつくチップキックを中央に蹴り込んだ。山梨学院にとっても大会初の複数失点となっている。
そして、2-2で90分を終えてPK戦に突入した。PK戦では、山梨学院の主将を務めるGK熊倉が帝京長岡の1人目、4人目を止めたかと思えば、帝京長岡の1年生GK佐藤安悟も3人目と4人目を連続でストップ。
両守護神が躍動したが、結局は山梨学院がPK戦を制して11年ぶりの決勝進出を果たした。決勝では、矢板中央(栃木)vs青森山田(青森)の勝者と11日に埼玉スタジアム2002で対戦する。
■試合結果
山梨学院 2-2(PK:3-1) 帝京長岡
■得点者
山梨学院:石川隼大(1分)、一瀬大寿(50分)
帝京長岡:川上航立(59分、78分)
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