Japan-Germany(C)Getty Images

元ドイツ代表マテウス氏、日本代表を"見習え"と母国代表に指摘「日本は互いのために戦っていた」

元ドイツ代表のローター・マテウス氏が、日本代表について触れている。

現地時間9日に行われた日本代表との国際親善試合で、1-4の惨敗を喫したドイツ代表。一夜明けた10日、ドイツサッカー連盟(DFB)は2大会連続のグループステージ敗退にW杯後の直近の5試合で1分け4敗と不調に陥っていることで、フリック監督の解任を発表した。

マテウス氏は『Sky』でコラムを掲載。「ドイツが世界最高のレベルにないのは、フリック監督だけのせいではなく、主に選手たちのせいだ」と、今回の解任劇について指摘。

「クラブではうまくいっているが、代表チームには、バスケットボールの選手たち(先日W杯優勝)が見せた情熱がまさに欠けている。私は試合後にすべてが悪いと言う人間ではない。しかし、この1年以上うまくいっていない」と厳しい言葉を残している。

また、ドイツが足りないものとして「アルゼンチンやモロッコのようなチーム(W杯で躍進)は、コロンビアや日本がドイツ相手にした(直近でドイツが敗戦)ように、互いのために、互いのために戦った」と、日本が一体感をもっていたと例えに出して比較。見習うべきものがあると主張した。

「全員が戦うのではなく、誰か一人だけが戦わなければ、全体の構造が機能しない。私にとって、フリックが言いたかったであろう基本とは、パスゲームとは別に、お互いのため、一体感、規律、コンパクトさ、集中力である」

「日本戦で誰かが悪いパスを出したり、相手を追いかけなかったりしても、誰も何も言わず、ただ受け入れていた。なぜリュディガーはゴセンスのミスの後に走らなかったのか?なぜニャブリは2失点目の前に日本の選手を追いかけなかったのか?誰もが自分をスターだと思っている」

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