zaha_yoshida(C)Getty Images

「非常にクオリティが高い」吉田麻也、プレミアで活躍するコートジボワール代表の2選手を警戒

サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が12日、メディア会見に出席し、コートジボワール代表について語った。

9日のカメルーン代表戦を0-0で終えた日本代表は、13日に行われる国際親善試合でコートジボワール代表と対戦する。カメルーン戦でフル出場した吉田は、コートジボワール代表の印象について、「監督交代から2試合目なので探り探りだと思うけど、監督が変わった後はどの選手もモチベーションが上がる。能力が高い選手がいるのは分かっていますが、そのような選手とコンディションが良い中で試合ができる絶好のチャンスだと思います。色々とトライしてぶつかっていきたい」と、今年3月にパトリス・ボーメル監督に指揮官交代したチームについて口に。警戒する選手には、自身も8シーズンにわたってプレーしたプレミアリーグで活躍する2選手を挙げた。

「(クリスタル・パレス所属のウィルフリード・)ザハと(アーセナル所属のニコラ・)ペペは、非常にクオリティが高いが、ザハは出ないという噂もある。全体的にクオリティが高いですね。カメルーンもクオリティが高いけど、もう少し精度が高いです。1試合目は単純なミスが多かったので、その簡単なミスを使わせてしまうと苦しくなると思います」

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また吉田は、カメルーン戦で初キャップを記録したAZの菅原由勢にも言及。菅原は名古屋グランパス時代、同クラブOBの吉田が2018年ロシア・ワールドカップのメンバーに選出された際に贈ったU-18チームの寄せ書きの中で、「ほとんどの選手が『頑張ってください』とメッセージを送った中で、一人だけ『待っててください』と書いた選手」とのエピソードが紹介されていた。

当時のことを覚えているか尋ねられた吉田は、「覚えていました。常にグランパスのユースから上がる選手は意識しているし、A代表に来る例が少ないクラブなので、まずは多くの選手が自チームで活躍して、A代表でやれればベストですね。僕も練習に参加するようにしているので、代表で再会できるのは嬉しいし、サッカーの素晴らしいところ」と語りつつ、後輩がより成長していくことを期待した。

「今回デビューしてチャンスが訪れているという意味では、関わりのある選手がここに来てくれたのは非常に嬉しいです。本来なら抱きしめてお祝いしたいですが、代表で経験したことを思うと、来るだけじゃ意味がない。居続けて結果を出してステップアップしていくのが難しい。大変だと分かっているからこそ厳しく接していかないといけないと感じています」

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