スペイン2部での戦いを続行。今夏の決断に日本代表MF柴崎岳「日本に帰る選択肢はまったくなかった」
日本代表MF柴崎岳が6日、オランダ遠征中のオンライン取材に応じた。
新型コロナウイルスの影響で3月、6月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選も延期となったが、10月5日からオランダで約1年ぶりの代表活動をスタートさせている日本代表(SAMURAI BLUE)。9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表との国際親善試合が予定されている今回の遠征には、海外のみが招集された。
代表活動がなかった期間、一時スタメンから外れていたデポルティーボでは監督交代を機に出場機会を増やし、復活を遂げた柴崎も代表に招集。今年9月にレガネス移籍を決断し、ラ・リーガ2部での戦いを継続することなった柴崎は、ここ数年で得た経験を代表に還元したいと口にしている。
「この1年だけでなくその前の2年間も含めて、その時(2年前)はサイドハーフが主戦場で去年はボランチの役割を多くやっていた。チームの状況に応じてポジションを移し替えたり、自分のプレースタイルでできることをやれればと思っているので、それを代表にも反映させたい」
また、今夏のレガネス移籍を吟味するなかで「日本も含めて様々なオファーが舞い込んでいたのではないか?」と問われると、以下のように語った。
「日本に帰る選択肢はまったくなかったです。(海外組でいることで)代表に入る入らないというより、こちら(欧州)の選手や環境、プレーに触れておくという意味でこちらに身を置くのは大事」
そして、オファーの数について「そんなに多くのオファーがあったわけではないですけど(笑)」と苦笑する柴崎は、「2部でもしっかりと活躍して結果を出したり存在感を発揮できる選手は、1部でも確実に通用している」と強調。
新天地のレガネスではここまで開幕からリーグ戦全4試合に出場して1アシストを記録しており、良い流れを代表にも持ち込んでくれそうだ。
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