天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会では、準々決勝の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズが27日に行われた。
4回戦で清水エスパルスを撃破した前回王者・川崎Fが、V・ファーレン長崎を下した鹿島をホームに迎えた一戦。川崎Fは家長昭博やレアンドロ・ダミアン、旗手怜央ら、鹿島は上田綺世や土居聖真、アルトゥール・カイキらをスタメン起用した。
互いに球際で激しいぶつかり合いを見せて一進一退の攻防が繰り広げられる序盤。2分にはボックス手前中央からA・カイキが右足を強振したがブロックされる。
前半半ばごろからはパスを繋いでじりじりと押し上げる川崎Fが試合を支配していく。鹿島は鋭い攻撃から高い位置まで持ち込むシーンを幾度か見せるものの22分のA・カイキのヘディングシュートもGKチョン・ソンリョンの正面に飛ぶ。
すると32分、川崎Fが左CKを獲得。キッカーの脇坂泰斗が速いクロスを蹴り込むとニアでマルシーニョが反応する。鹿島DFとの競り合いを制して強烈なヘディングシュートを放ちネットを揺らした。
前半は得点後も川崎Fが攻め込む展開が続いたが鹿島は粘り強い守備で追加点を許さず。1点差で試合の折り返しを迎える。
後半に入っても川崎Fが主導権を握る。48分、ボックス左の脇坂が強烈なシュートを放つと走り込んだ旗手に直撃。軌道の変わったボールがネットを揺らした。
さらにその3分後、右サイドでボールを持った家長が溜めを作って脇坂にパス。脇坂がボックス手前中央から左足を振り抜いて強烈なシュートをゴールに突き刺す。
3点のリードを奪われた直後、鹿島はファン・アラーノとA・カイキに代えて荒木遼太郎と和泉竜司を起用。準決勝進出を果たすべく攻撃的な采配を見せる。ここから攻勢を強めていく鹿島だったが、なかなか川崎Fのゴールを割ることができず。
すると終了間際の90分に荒木がヘディングで1点を返したが、選手を入れ替えながら猛攻をしのいだ川崎Fがリードを保って試合終了。連覇に向けて突き進む川崎Fは、12月12日の準決勝でジュビロ磐田vs大分トリニータの勝者と対戦する。
■試合結果
川崎フロンターレ 3-1 鹿島アントラーズ
■得点者
川崎F:マルシーニョ(32分)、旗手怜央(48分)、脇坂泰斗(51分)
鹿島:荒木遼太郎(90分)




