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緊急事態宣言が一都三県で発出…Jリーグに与える影響、ガイドラインに記載されている制限は?

日本政府は1月7日、東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県を対象に緊急事態宣言を発出することを発表した。期間は翌8日から2月7日までとなる。

東京都では、12月31日に新型コロナウイルスの新規感染者数が1337人となり、年が明けて迎えた2021年1月7日には過去最悪を更新する2000人超が新たに感染したことが確認された。

2020年を振り返れば、4月5日に東京都内での感染者が累計1000人を超え、同月7日より7都府県に緊急事態宣言が出されていた。その後、Jリーグやプロ野球などさまざまなスポーツが停止したが、5月25日に緊急事態宣言が全国で解除。Jリーグは6月末より再開を迎え、J1、J2、J3の全日程が消化された。

■2021シーズンのJリーグ開幕への影響は?

直近で開催された公式戦は、2020シーズンJリーグYBCルヴァンカップ決勝の柏レイソルvsFC東京だが、その一戦は2万人以上の観客を入れた状態で1月4日に国立競技場で行われた。

東京都では、2021年1月11日までに開催される収容人数10,000人以上の大規模イベントについて、東京を中心とした感染拡大地域を対象に、入場人数の上限を50%から5,000人に変更することを2020年12月23日に発表。しかし、ルヴァン杯ではすでに決勝のチケットが完売していたため、東京都から認められていることを前提に、予定通りの観客を迎えることをJリーグは伝えていた。

一方で、1月9日に準決勝、同11日に決勝が埼玉スタジアム2002で予定されている第99回全国高等学校サッカー選手権大会は無観客開催を予定。日本サッカー協会(JFA)は、1月5日の段階で一般客だけではなく保護者や学校関係者等の観戦も中止にすることを決定している。

そして、2021シーズンのJリーグは、J1とJ2が2月27日、J3が3月13日からの開幕を予定。緊急事態宣言の解除が予定されている2月7日よりも後の日程だ。

Jリーグは1月7日17時33分時点で、緊急事態宣言を受けてのリーグ運用に関する決断は伝えていないが、Jリーグ公式サイトには新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン(11月17日最終更新)が掲載されている。

その中では、『プロトコル5:チームの移動、宿泊』において「緊急事態宣言が解除され都道府県をまたぐ移動が認められることが、Jリーグ再開の前提」と明記。万が一にも緊急事態宣言が延長された場合には、無観客かどうかではなく開催するかどうかからが議論の対象となりそうだ。

■ガイドラインが練習に定める制限は?

また、対応ガイドラインでは各クラブのトレーニングに関する事項も記載。『プロトコル3:Jクラブの活動段階と、公式検査』にてJクラブの活動段階が8段階で定められており、順に以下のようになっている。

  • 『1.在宅での個人トレーニング』
  • 『2.練習場での個人トレーニング』
  • 『3.グループ分けしてのトレーニング』
  • 『4.チームトレーニング』
  • 『4-2.チームトレーニング(交流期)』
  • 『5.無観客での試合開催』
  • 『6.強い収容制限のある試合開催』
  • 『7.収容制限のある試合開催』
  • 『8.収容制限のない試合開催』

2020シーズンのJリーグ最終節時点での対応は『7.収容制限のある試合開催』に当てはまるが、フェーズ適用の判断基準として『3.グループ分けしてのトレーニング』にて「国による緊急事態宣言が解除されている」ことが示されている。そして、それ以下(番号が大きい)のものはより上位(番号が若い)フェーズの判断基準が前提とみられる。

そのため、現在のプロトコルにおいて緊急事態宣言下で許される活動は『2.練習場での個人トレーニング』まで。新シーズンに向けて各クラブがトレーニングやキャンプを行う1月、差し迫った問題として指針が示されることが予想される。

とはいえ、Jリーグのプロトコルは昨年の緊急事態宣言の際に原型が作られたものであり、2020シーズンの運用を目的としていたことが読み取れる。2020年からの知見やエビデンスも集まる中で、どう変化を加え、どう対応していくのだろうか。

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