なでしこジャパン(日本女子代表)は2日、ブラジル女子代表と対戦した。
1-3の完敗に終わった5月31日の第1戦から6人のメンバーを変更したなでしこジャパン。中盤は総入れ替えとなり、松窪真心や清家貴子、籾木結花らが先発。前線は田中美南が続けて先発している。
28分にはなでしこジャパンに決定機。ゴール中央での連携から田中がヒールでラストパス。松窪が完全にGKと1対1になるもシュートはポストに。こぼれ球も空振りしてしまう。直後にも清家が抜け出してシュートを放つも、GKが好セーブ。31分にも清家が右サイドから抜け出してGKをかわす。無人のゴールをボレーで狙うが、シュートは枠外へ。
結局、前半をスコアレスで折り返すと、後半からなでしこジャパンは千葉玲海菜が出場。すると、後半開始早々に先制する。ワンツーで藤野が左サイドを突破すると、右足アウトのクロスに清家が飛び込み、豪快に押し込んだ。
しかし、54分にコーナーキックから失点。GK山下杏也加が飛び出すも触れず、ボールは石川璃音に当たってオウンゴールとなった。すると、63分に植木理子、浜野まいからを投入した。
79分になでしこジャパンのコーナーキックからブラジルがカウンター。ケロリンのラストパスからジョンソンが最後はループシュートで沈め、ブラジルが逆転に成功する。
日本も反撃に出たものの、1-2で試合は終了。なでしこジャパンのブラジル遠征は連敗に終わっている。
