アジアカップ初戦が迫る日本代表について、イギリス『ガーディアン』も優勝候補として注目している。
いよいよ今月13日から開幕するアジアカップ。カタールで2019年以来5年ぶりに開催される今大会だが、日本代表も今月頭に出場メンバーが発表された。前回大会は決勝で涙をのんだ中、タイトル奪還へ向けてキャンプをスタート。非公開で行われたヨルダン戦も6-1で制すなど、好調のまま本大会へ突入することになる。
大会開幕が迫る中、様々な国のメディアが日本代表を今大会の優勝候補として紹介している。そして『ガーディアン』も、「史上最多5度目の優勝を目指す彼らは明確な優勝候補だ」として注目した。
「2022年ワールドカップでドイツとスペインを破り、9月には再びドイツに勝利した。4-1での勝利はハンジ・フリック前監督を解任に追い込んでいる。ヨーロッパで活躍する選手をベースとする才能溢れたチームにとって、こうした結果はもはや驚くことではない。現在リヴァプールでその真価を発揮する遠藤航、決勝トーナメントでの活躍が期待される三笘薫、レアル・ソシエダの中心である久保建英などがその筆頭だ」
「直近3試合は、シリアとタイに5-0、ヨルダンに6-1。いずれも決勝トーナメント進出が現実的な目標であるチームに3連勝だ。世界トップレベルのチャンスメイクをゴールに繋げられないことが長年の弱点であったが、直近10試合で45ゴールだ。もはや決定力不足が問題ではないことを証明している」
なお同メディアは、「トッテナムをリスペクトしつつも、ソン・フンミンにとってこのアジアカップが最後のメジャータイトル獲得のチャンスかも知れない」として韓国代表も優勝候補の1つであると紹介。その他にイラン、オーストラリア、サウジアラビアもライバルになるとしつつ、「他のチームが優勝したら驚きだ。カタールは2019年大会のダークホースだったが、日本や韓国に勝つのは難しいはずだ」と予想している。

