20210330 Ao TanakaGetty Images

ピッチ上で存在感を示した田中碧、五輪金メダルを目指す上で見えた課題とは?

U-24日本代表の田中碧は、U-24アルゼンチン代表戦の快勝を振り返った。

29日に行われた「SAISON CARD CUP 2021」で日本はアルゼンチンと対戦。45分に林大地が先制すると、後半にはCKから板倉滉が2ゴールを挙げて強豪相手に3-0の完勝を収めた。

試合後、この試合にボランチでフル出場した田中は「満足のいくパフォーマンスはしていないけど、最低限の結果、僕自身は数字を残すことはできなかったけど、チームが勝つことが自分のアピールになると思うので、結果を少なからずもたらすことができたかなと思います」とアルゼンチン戦の勝利を振り返った。

以下に続く

また、板倉滉とのコンビネーションやゲームコントロールへの手ごたえをつかめたと語った同選手は、オリンピック本番を想定して「このようなタフなゲームをし続けて、自分たちが金メダルを目指す中で、決勝のときに力が残っていないという可能性もなきにしもあらずなので、後半にボールを握る時間を増やしていかなければいけないのかなと思います」と今後の課題を挙げ、アルゼンチンとの差についても言及した。

「圧は感じませんでした。まだまだやれると思います。お互い代表チームなので、個の部分だったり、要所要所の強さは感じます。ただ、オーガナイズされていないので、間にいるだけでボールは回るので、すごいやりやすかったです」

「ただ、個人個人にフォーカスしたときにまだまだ差を感じる部分もあれば、戦えるという部分もあったので、その差という部分をなくしていかないといけないと思います」

広告