バーレーン代表FWアブドゥラ・ユスフは、日本代表戦へ向けて自信をのぞかせている。
アジアカップのグループEに入ったバーレーン。初戦で韓国に敗れた(1-3)ものの、続くマレーシア戦とヨルダン戦に1-0と勝利。最終節の結果グループ首位に浮上し、決勝トーナメント1回戦では日本と激突することになった。
最終節のヨルダン戦で決勝点を奪った30歳のユスフ。194cmを誇る長身FWだが、バーレーン代表として80キャップを数え、アジアカップにも2015年大会から出場している。そして直近4シーズン以上の間スラヴィア・プラハなどチェコのクラブでプレーを続けており、それが自信になっていると『AFC』のインタビューで明かした。
「大きなメリットだよ。僕はヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグを経験したけど、それが違う選手にしてくれた。チームを助けるとともに、他の選手達に試合へ出る勇気を与えることができたのは、本当に大きな経験だったんだ。それが今のチームに多くのメリットをもたらす。時間はかかるけど、この大会では成果も出てきているね。これからも自分にできることを示したい」
そして、「サッカーは昔とは変わった。どのチームにも簡単な試合はないし、競争力を発揮できるんだ。日本は11試合負け無しだったけど、イラクには敗れた。サッカーではあらゆる事が可能なんだ」とし、31日の日本戦へ向けて意気込みを語っている。
「確かに厳しい試合だね。でも、全員が強いチーム、ヨーロッパでプレーする選手と対戦するのが大好きなんだ。僕らはみんな最大限の力を尽くす。僕の考えでは、その試合ですべてを捧げたチームが勝利を掴むことができると思うよ」

