Imabari(C)Getty Images

試合中にアカデミー選手が相手サポに挑発…J3・今治が声明発表し謝罪「深くお詫び申し上げます」「当人たちは不適切な行動を認識し、深く反省」

FC今治が20日に公式声明を発表し、騒動について謝罪している。

2023シーズンの明治安田生命J3リーグも最終盤に突入。19日に第36節が各地で開催され、FC今治は2位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦した。

勝ち点8差で昇格の可能性を残す今治は9分、鹿児島MF端戸仁に先制を許すも、後半に入り64分と80分にゴールを奪って逆転に成功。鹿児島に連敗をつけて大逆転に可能性を残している。

しかし、今治は同試合で「鹿児島のサポーターより、FC今治のアカデミー選手(ジュニアユース)に対して『試合中からビジター席の方に対して挑発的な行動をしていた』というご指摘を、試合終了直後にいただきました」と報告。



事実確認を行ったところ「当該選手が、一部S N S上で取り上げられている直接的な挑発行為はしていないものの、試合中や試合後に挑発行為と捉えられてもおかしくない振る舞いをしていたことが確認されました」と指摘の一部をを認める形に。


「鹿児島サポーターならびにご来場の皆様には、不快な想いをさせることとなり、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、次のように声明を続けている。



「当人たちは、コーチによる厳重注意を受け、またコーチとの対話を重ねていく中で、自分たちの振る舞いが相手に対するリスペクトを欠き、不適切な行動であったと認識し、深く反省しております」



「また観戦中において、担当するコーチスタッフがアカデミー選手の傍から離れる時間もあり、監督不行き届きな点がございました。この点において、試合・練習時はもちろん、アカデミー活動の全てにおいて、コーチが今まで以上の自覚を持ち、指導してまいります」



「当クラブのアカデミーでは、サッカーを通じて人間教育を行い、応援される人間になることをコンセプトに掲げております。今回、相手をリスペクトする姿勢に欠けた行為があったことをクラブとして深く反省し、選手のみならず指導者であるコーチ自身の振る舞いを正してまいります」



「尚、本件の責任は当クラブにございます。また当該選手は中学生でございます。本件に関するお取り扱いやお問合せにつきましては、十分ご配慮いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

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