松本山雅FCの名波浩監督がホーム最終戦後のスタジアムで今シーズンの結果を改めて謝罪した。
2019シーズンの明治安田生命J1リーグ17位で降格した松本は、2020シーズンのJ2リーグで13位フィニッシュ。今季は第41節で降格が決定し、5日にホームで行われた最終節でもV・ファーレン長崎に1-2で敗れ、最下位でシーズンを終えることになった。
今季途中就任もチームを浮上させることができなかった名波監督は試合後の挨拶の際、「まずは松本山雅のファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、ここにいる選手、スタッフの皆さん、松本の市民の皆さん、松本山雅にかかわるすべての方々にお詫びを申し上げます。今シーズンの不甲斐ない結果、本当に申し訳ありませんでした」と口にし、四方にお辞儀して謝罪。J3降格となった今季について以下のように続けた。
「残留争いという大義名分を胸に途中就任しましたが、なかなかチームを軌道に乗せることができず、結果も出ず、最後にJ2最下位という見苦しいものになってしまいました。僕自身も『こんなに勝てないのか』、『こんなにポイントが取れないのか』と、何度も何度も自問自答しましたし、皆様のきついご意見や叱咤激励をたくさん受けた中で、シーズンもがきながら戦ってまいりました。それでもチームを上向きにできなかった責任は、すべて僕にあると思います」
それでも、来季に向けてはポジティブなメッセージを発し、ファンや関係者のさらなるサポートに期待した。
「ただ、この松本山雅というチームは、下を向いている場合ではない。どん底にいる場合ではない。常に前を向き、常に上を目指してやっていかなければいけないチームだと思っています。そのために今日も7000人以上のお客さんが集まってくれたと思いますし、社長はできればと言っていましたが、僕は必ず来シーズン、もっともっとたくさんの方がこのクラブを応援してくれると信じています。そのために我々は現場で一生懸命に努力をして、またいるべきエリアに戻らなければいけないという使命の下、チーム全員で目標に向かって頑張っていきたいと思っています。その後押しが必ず必要です。我々の背中を押してください。もっともっと応援してください。それが皆さんへのお願いです」
「今シーズン1年間、たくさんの方にご来場いただき、たくさんの方に視聴していただき、結果が出ていない中でも応援してくれたのは十分わかっています。本当にありがとうございました。来シーズン、もっと躍動する選手たちをお見せしたいと思いますので、もっともっと強い後押しをお願いするとともに、重ねまして今シーズンのお詫びを言いたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。そして来シーズン、またよろしくお願いします」
また、クラブからは続投の打診が伝えられているが、試合後の会見の際に名波監督は「まだハンコは押していないですが、クラブからの打診も含めてやりたいと思っています。たとえ2階級降格があってJ4とかJ5があるにしても、もちろんやるつもりでいますし、それくらいの覚悟を持ってここに来ました」と、指揮官継続の意向を示した。


