昨季ノルウェー王者のボデ/グリムトでプレーするデンマーク人FWカスパー・ユンカーだが、浦和レッズが獲得に乗り出しているとの報道が浮上している。そんな中、同選手はクラブが実施しているスペイン合宿を無断で離脱したようだ。
今月5日に27歳の誕生日を迎えたユンカーは、元U-21デンマーク代表のセンターFW。昨年1月に3年契約でボデ/グリムトに加わり、12月に終了したノルウェー1部のシーズンでリーグ戦25試合に出場27ゴールをマーク。得点王に輝き、クラブ史上初のリーグ優勝に大きく貢献した。
そんな同選手に対し、Jリーグから獲得オファーが届いたとのこと。ノルウェーメディア『Nettavisen』が、クラブが29日に出したプレスリリースを紹介した。
「日曜午後、日本のクラブからカスパー・ユンカーに対するオファーを受けました。クラブはそのオファーを検討し、新シーズン開幕までの時間が短いため、十分に興味深くないオファーと判断しました。カスパー・ユンカーをこの春に売る必要はありません。代役を見つけるための時間が短すぎます。それが我々が至った結論です」
つい最近には名古屋グランパス行きが報じられたユンカーだが、『Nettavisen』によると、獲得オファーを提示したのは浦和だという。また、浦和が提示した移籍金は2000万ノルウェー・クローネ(約2億6000万円)の移籍金とも伝えられている。
なおユンカー本人は28日、現在ボデ/グリムトが実施中のスペイン合宿から無断で離脱した模様。チームホテルを去る際には『Avisa Nordland』の記者に対して、「もうここにはいられない」と言い残したそうだ。『Nettavisen』は、ユンカーが「おそらくクラブのこのケースにおける扱いに不満を抱いている」と伝えている。
また、選手のそんな行動を受けたクラブは新たなプレスリリースを通じて、「彼がスペインのトレーニングキャンプを去ったことを把握しています。当然、認められることではありません。我々も誰もと同じく、カスパーが新たな冒険に出たいことには理解を示しますが、クラブにとっても適したオファーでなければなりません」と指摘。クラブのフロデ・トーマセンGM(ゼネラルマネジャー)も「彼は契約があり、我々に対する義務がある」と主張していた。
ボデ/グリムト側はオファーに断りを入れ、ユンカーはそれへの不満を表明。選手との対立が騒がれる中、水面下でクラブ間の交渉が続けられているのだろうか。
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