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【動画】J1再開戦、川崎Fの谷口彰悟が鹿島FW染野唯月を倒したシーンのジャッジは妥当?

■ツイッターで一番多くの意見が届く

4カ月を経て再開されたJ1リーグ。DAZNの人気の番組「Jリーグジャッジリプレイ」では、4日に行われた9試合の中からSNSで反応が多かったシーンをピックアップ。おなじみ原博実Jリーグ副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史さん、FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんが登場し、桑原隆さんMCのもと議論を行った。

今回一番多くの声が届いたのが、川崎Fvs鹿島の87分、鹿島のチャンスシーンのジャッジだった。左サイド遠藤康からの長いクロスに抜け出した染野が胸でボールをコントロール。追ってきた谷口と接触した直後、ペナルティーエリア内で転倒した。谷口の当たりは危険に見えたが、判定はノーファウル。これに鹿島の選手たちが抗議をし、永木亮太がイエローカードを受けた。

今シーズンからコンタクトプレーの判断基準が変わったが、このノーファウルの判定は妥当だったのかどうか? 出演者が検証する。

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鹿島を応援するファン・サポーターが「『おいっ!』となる気持ちももちろん分かります」としつつ、「ファウルではないと僕は思います」と平畠さん。その理由は「谷口選手は意図的に当たったんじゃなくて、動きの中でそちらの方向に体が行ってしまった。染野選手がトラップしたボールも結構(体から)離れてしまっているのと、染野選手が倒れる時にちょっと足をそろえてるような印象を受けた」と話す。

「あれでカードを取ってしまうと、ゴール前では攻撃的な選手のほうが得…という言い方もおかしいですけど、そういうことになるのかなと思います。ですから、あのままの判定で何もおかしくないかなと」と平畠さん。ツイッターの投稿でも、「『谷口は肩でチャージしてないよね? ファウルじゃないの?』、『染野選手がペナルティーエリアで倒されたシーンですが、個人的にはイーブン。PKではないと思いましたが、ぜひ取り上げてほしいシーンです』といったように、多くの意見が届いたという。

■アウェイの日本代表戦だったら…

「やっぱり谷口だったからっていうのも大きいと思う」とは原副理事長の見解だ。谷口は開始直後の2分、先制点を奪っている。その得点シーンはオフサイドだったようにも見えてこちらも物議を醸した。

「今度は全く逆のシチュエーションで、谷口が試合の終盤にファウルじゃないかと。いろんな要素がこもっていると思います。冷静に見ると谷口が取られてもおかしくないとは思いますが、染野の胸トラップは多分あのまま普通に走っていても全く間に合わず、GKが取っていたのではと思う。ただ、谷口の当たり方がちょっと無理やりっぽいという感じに取られてPKになっても仕方がない」

原副理事長は、試合のシチュエーションについても触れる。「例えばばあれがアウェイの日本代表戦、アウェイの地で最後の最後にあれをやったら、取られちゃうだろうな、取られてもおかしくないだろうなと思う。ただ、谷口が両方に絡んでいることと、染野もすごくいいトラップはしたけれど、ちょっと大きかったし、体が浮いている感じのところにぶつかって倒れたというふうに見られた。PKじゃなくて僕は良かったと思います」。

深野さんも「ノーファウル」との見解だ。

「スローで見ると全く違うようには見えるんですけれども、最後にノーマルのスピードで見ると納得する部分もありました。まず、ボールが5番の選手(谷口)の頭をかぶっちゃったんですね。ボールに対してお互いクロス気味にXの曲線を描くようにボールにコンタクトしに行った結果、サッカーはコンタクトスポーツなので当たります。当たったところがショルダーとショルダーだったかというと、この映像からはショルダーに見えます。しかも、19番の選手(染野)はジャンプしているところではなくて、足をついているところに当たっている。もし両足でジャンプしていたら危険だと思うのですが、それは致し方のない、サッカーであるコンタクトかなと思いました」

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加えて、染野が胸トラップした後の足の運びにも注目する。「右足が着けたんじゃないのかな? と思う場面で着くように見えませんでした。FWの選手は前に倒れてPKが欲しいという気持ちも前に進みたいという気持ちもあります。そういう解釈をしたうえで、最終的にノーファウルで良かったでしょう」と正当なジャッジだという見解を述べた。

「(ボールが)谷口も超えてそのまま行って当たったという感じで、無理やり遅れて当たりに行ったというよりは、イーブンに行っているように見える」と原副理事長もその見解に同意する。全員一致で「谷口はノーファウル」という結論になった。

と同時に、原副理事長は「さっき言ったようにこれが谷口だったっていうのが、みんないろんな思いの中にあるんじゃないかな、と思いますね」とあえてサッカーという競技に心理面が及ぼす影響もも口にした。

なお、今回のジャッジリプレイでは、このほかに柏レイソルvsFC東京の11分、走り込んたFC東京FWディエゴ・オリヴェイラに柏MFヒシャルジソンが後ろからタックルをしてファウルとなった場面、ガンバ大阪vsセレッソ大阪の66分、G大阪のMF小野瀬康介のシュートをC大阪DF木本恭生がハンドの判定でPKとなった場面についても議論されている。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
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