明治安田生命J1リーグは7日に最終節の9試合が各地で一斉に開催される。いよいよクライマックスを迎える2019シーズン。J1は33節にジュビロ磐田と松本山雅FCの降格が決まってしまったが、J1参入プレーオフを回避する自動残留争いは5チームが勝ち点2差の攻防のまま、ラストゲームに突入しようとしている。参入PO出場の可能性があるのは、12位の名古屋以下、浦和、鳥栖、清水、湘南の5チーム。それぞれのクラブが残留する条件を整理していく。
■J1順位表(第33節終了時点)
12位:名古屋グランパス(37・-4)
13位:浦和レッズ(37・-15)
14位:サガン鳥栖(36・-20)
15位:清水エスパルス(36・-25)
――J1参入プレーオフ――
16位:湘南ベルマーレ(35・-23)
――J2自動降格――
17位:ジュビロ磐田(31・-19)▼降格
18位:松本山雅FC(30・-19)▼降格
カッコ内は勝ち点・得失点差
■12位:名古屋[勝ち点37・得失点差-4]
vs 鹿島(豊田ス)
◯=残留
△=残留
×=清水vs鳥栖で勝敗がつく、もしくは湘南が△以下に終わると残留
まず、12位の名古屋。ホームで鹿島と対戦する最終節で残留を決める条件は上記のとおり。逆にPO出場の可能性が出てくるのは、名古屋が敗れたうえで清水vs鳥栖が引き分けになり、湘南が松本に勝利した場合。残留ラインとPOラインが勝ち点37の攻防となり、得失点の争いとなるが、得失点差-4の名古屋は、清水の-25を下回る大量失点をおかさない限りは残留が決まる。
■13位:浦和[勝ち点37・得失点差-15]
vs G大阪(埼玉)
◯=残留
△=残留
×=清水vs鳥栖で勝敗がつく、もしくは湘南が△以下に終わると残留
13位浦和の残留条件も名古屋と同じだ。最終節のG大阪戦で引き分け以上で終えれば残留、16位転落の可能性は清水vs鳥栖が引き分けとなったうえで、湘南が松本に勝利した場合。それでも、名古屋と同じく大量失点で敗れない限りは残留が決まる。
■14位:鳥栖[勝ち点36・得失点差-20]
vs 清水(アイスタ)
◯=残留
△=残留
×=湘南×以下で残留
14位の鳥栖は最終節、同勝ち点で15位につける清水との天王山に臨む。鳥栖は清水に対して得失点差で勝っているため、引き分け以上で残留が確定。敗れた場合は、湘南も敗れることが生き残りの条件となる。なお、鳥栖敗戦で湘南が引き分けた場合は得失点の争いとなる。
■15位:清水[勝ち点36・得失点差-25]
vs 鳥栖(アイスタ)
◯=残留
△=湘南が△以下で残留
×=湘南が×以下で残留
一方で清水は鳥栖との大一番において、自力での残留を決められるシチェーションは勝利のみとなっている。引き分けた場合は湘南のドロー以下で残留となるが、湘南が勝利した場合は残留とPOのラインが37ポイントとなり、得失点のマイナスが多い清水は不利になる。鳥栖に敗れた場合は湘南も敗れなければ清水の自動残留はない。仮に清水×、湘南△になると、得失点差で劣る清水が16位に転落してしまう。
■16位:湘南[勝ち点35・得失点差-23]
vs 松本(サンアル)
◯=残留
△=清水vs鳥栖で勝敗がつき、2チームそれぞれと得失点差の争い。上回ると残留
×=参入PO出場
PO圏に沈む湘南は最終節、降格が決まった松本と対戦する。松本戦に勝てば残留を決められるが、敗れると16位が確定。参入POへ出場することになる。引き分けた場合は、清水vs鳥栖で勝敗がついたうえで、清水か鳥栖が湘南の得失点差-23を下回らなければ、湘南の自動残留はない。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

