明治安田生命J2リーグ最終節が24日に各地で行われ、J1参入プレーオフ進出チームが決定した。
ついに最終節を迎えているJ2。3位から6位までがPOに参加することができるなかで、2位・横浜FC(勝ち点76・得失点差24)と3位・大宮アルディージャ(同74・22)はすでに3位以上を確定させている。
残り3枠となったPO枠を、4位・モンテディオ山形(同70・20)、5位・徳島ヴォルティス(同70・19)、6位・ヴァンフォーレ甲府(同68・22)、7位・京都サンガF.C.(同68・15)、8位・水戸ホーリーホック(同67・18)、9位・ファジアーノ岡山(同67・18)までが今シーズン最後の一戦で争った。
勝てば他試合に関係なくPO進出を決めることができる山形と徳島。FC町田ゼルビアと敵地で対戦した山形は、後半早々の47分に左CKから大槻周平が右足で合わせて先制したが、後半終盤に町田が2得点を決めて1-2で逆転負け。
レノファ山口FCをホームに迎えた徳島は、前半終盤に河田篤秀が豪快に右足を振り抜いてネットを揺らすと、後半開始早々にも河田が一対一を制して差を広げる。続けて52分には渡井理己の左サイドからのクロスに田向泰輝が滑り込みながら合わせてスコアを3-0とする。そのまま試合終了を迎え、自力でPO進出を果たした。
甲府と勝ち点で並ぶ京都は、すでに優勝を決めている柏レイソルと敵地で対戦したが、前半早々の6分にオルンガに先制点を奪われると、前半半ばにもオルンガ、瀬川祐輔に沈められ、早々に3点差をつけられる。さらに、33分にもショートカウンターからオルンガに左足で流し込まれ、ハットトリックを許す。前半中に小屋松知哉が味方のシュートのこぼれ球を押し込んで1点を返したが、後半にさらに9得点を奪われる悪夢のような展開に。特にオルンガに8得点を決められ、1-13というスコアでPO進出の夢を断たれることとなった。
一方、FC琉球と対戦している甲府はなかなか得点を決め切れない時間が続いたが、前半ATに左サイドからのクロスにピーター・ウタカが飛び込む。上手く合わせられなかったもののGK石井綾もクリアし切れず、ファーで待ち構えていた曽根田穣が無人のゴールに流し込んだ。また、74分にも曽根田が決め、2-0の勝利を収めている。
そして、水戸と岡山の直接対決では42分にボックス手前右でのFKから志知孝明が左足でシュート性のボールを蹴り込み、瀧澤修平が上手く合わせ、水戸が先制。その後、岡山が追いつくことはできず、水戸が1-0で勝利を収めた。これにより、水戸は6位の山形と勝ち点・得失点差によって並んだものの、総得点数で下回り、7位でシーズンを終えることとなった。
さらに、自動昇格枠を争っていた横浜FCと大宮に関しては、横浜FCが愛媛FCに勝利したため、大宮が3位でPOに回ることに。その他の試合の結果も合わせて、大宮、徳島、甲府、山形の4クラブがPO出場権を獲得した。
■試合結果
横浜FC 2-0 愛媛FC
ツエーゲン金沢 1-1 大宮アルディージャ
モンテディオ山形 1-2 FC町田ゼルビア
徳島ヴォルティス 3-0 レノファ山口FC
ヴァンフォーレ甲府 2-0 FC琉球
柏レイソル 13-1 京都サンガF.C.
水戸ホーリーホック 1-0 ファジアーノ岡山
■J2上位順位表
1.柏レイソル(84・52)
2.横浜FC(79・24)
――J1自動昇格――
3.大宮アルディージャ(75・22)
4.徳島ヴォルティス(73・22)
5.ヴァンフォーレ甲府(71・24)
6.モンテディオ山形(70・19)
――J1参入PO出場――
7.水戸ホーリーホック(70・19)
8.京都サンガF.C.(68・3)
9.ファジアーノ岡山(65・2)
※カッコ内は勝ち点・得失点差
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